LGBTQの授業いわゆるセクシャル・マイノリティと呼ばれる方々について、理解を深める学習です。 本校は5年生と6年生にも配布し、さらに教材として校長の解説ビデオを作りました。 このビデオを見た後、担任が授業することになっています。 写真は4年2組の学習の様子です。 どの子も真剣にビデオを見て、担任の説明に聞き入っていました。 さて、私はこのようなLGBTQの話も性教育も、最も大切な人権教育だと思っています。 私が小学生だったときは、6年生の女子だけが別室に集められて「月経(生理)」について学習し、男子児童には何も説明がありませんでした。 今は、男子にも女子にも授業をしますし、私自身も担任だったときは、人権教育の一環として大切に扱いました。 ところで、次の計算式をご覧ください。 1億2000万(個) × 365(日) × 45(年) = 1兆9710億(個) 12(月) × 45(年) = 540(個) 上の式は11歳から56歳までの45年間で作られる「精子」の数です。 下の式は、同じ年月で作られる「卵子」の数です。 この差を見れば、いかに「卵子」が大切に作られているかが分かります。 女性は一生の間にわずか数百個の「卵子」しか生み出しません。 ですから、男子も含めて女性の「生理」について理解し、大切にしなければならないのです。 そんな話を高学年の子どもたちにしてきました。 LGBTQのビデオは限定配信とし、YouTubeのアドレスをメールでお知らせします。 ご家庭でもご覧になり、ご家族で話題にしていただければ幸いです。 |
|