6年生を送る会 校長あいさつ

※感染症予防のため、「6年生を送る会」は放送や動画を用いて行いました。放送で行った校長からのメッセージをご紹介します。

 お話をします。
 新型コロナウイルスの感染者数は減ってきているものの、まだまだ予断を許さない状況が続いています。緊急事態宣言も今なお解除にはなっていません。そのような状況の中、こうして6年生を送る会が行われることを私は心から嬉しく思っています。なぜなら、これまでの5年間、蓮根小学校の卒業生を見送り、今年度は最高学年として様々な困難にも負けず全校をリードしてきた6年生のために、6年生を送る会は絶対に中止にはしないという先生方や主事さん方の強い思いと工夫で、この会が実現できたからです。さらには、動画を取り入れるなど例年と違う形にはなりますが、1年生から5年生、そして五組の皆さんが6年生のためにそれぞれの学年の役割分担に一生懸命取り組んでくれたからこそ、今日の日が迎えられたからです。
 6年生の皆さん、これまでに1年生に向けた動画作成、クラブ、委員会、みんなを力づけるような横断幕の作成等、今日まで本当にありがとうございました。後輩達が6年生を送る会に向けて、動画作成やプレゼント作りなど一生懸命に準備や練習を行ってきました。皆さんはそれをきっと感じてくれると思います。今朝登校して6年生の教室の飾り付けを見たときどんな気持ちがしたでしょうか。今日はもうすぐ卒業することを実感する、そんな時間になると思います。どうか後輩達の思いを受け止めてください。
 そして、1年生から5年生、五組の皆さん、今日のための準備や練習ありがとうございました。今の6年生も今まで毎年、6年生を送ってきました。皆さんもそうして後輩に送られるときが来るのです。6年生を送る会は、いわばはすねっ子の思いやりの伝統です。どうかその伝統を大切に続け、心を込めて6年生を送り出してください。
 今日の6年生を送る会が、心温まるすてきな会になることを信じています。

令和3年2月18日(木) オリパラ給食

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献立:ターメリックライス、カトレット、野菜スープ

今日はオリパラ給食、スリランカの料理です。
スリランカ料理「カトレット」は、スリランカのお祝いの席で出されるコロッケによく似た揚げ物です。
ポテトの中にツナ、たまねぎ、トマトを入れ、カレー粉などの香辛料を使って味つけしました。いつものコロッケとは違う味で少し心配でしたが、よく食べていました。

今日も、おいしい給食「ごちそうさまでした。」

お昼の放送「6年生の活躍」

※昨年度までは、月曜の朝には全校で校庭に集まって、児童朝会を行っていました。しかし、今年度は6月の学校再開以来、感染症防止の観点から一斉に集まる朝会は行っておりません。その代わりに毎週放送で給食の時間に子どもたちに校長からのメッセージを伝えています。

 給食中、失礼いたします。
 今日は6年生の活躍についてお話をします。
 先週の金曜日から中央昇降口の、3年生と5年生の靴箱の上に6年生が作成した横断幕が掲げられていることに気付いた人も多いと思います。マルチルームで一生懸命に取り組んでいた作成途中から何度か見させてもらってはいました。しかし、靴箱の上に掲示し終えて鵜川先生と安田先生が呼びに来てくださったときに、私はそれを見て思わず「おおー」と声を上げてしまいました。言うまでもなく、あまりに素晴らしいものだったからです。横断幕という一つの作品としての素晴らしさももちろんですが、そこに書かれているメッセージは今のこのコロナ禍において、読んだ人の心に強く響くに違いないと感じたからです。6年生77名の素晴らしさを改めて感じました。横断幕に書かれているメッセージはここで敢えて読み上げませんので、是非皆さん、直接見て素晴らしさを感じてください。難しい言葉や漢字もあるので、そのときは担任の先生に教えていただいてください。
 それからもう一つ、パソコンルームの掲示板の雪だるまに気付いた人はいるでしょうか。6年生一人ひとりの願いが書かれているそうです。初めて見たときには、かわいいなあと思って読み始めましたが、一つ一つの雪だるまに書かれた願いを読んでいる内に胸が熱くなり、一気に全て読んでしまいました。コロナの収束への願いが多かったのですが、蓮根小をけんかのない今よりも明るい学校にしたいという願いや、世界平和への願いもありました。低学年のお手本になりたいと書いた人もいました。6年生の皆さん、皆さんはもうすでに全校のお手本になっていますよ。卒業までのあとわずかな期間でさらにたくさん
 活躍して輝きを増し、6年生が下学年のあこがれの存在として卒業していくことを私は確信しています。

お昼の放送「食べ物を大切に」

※昨年度までは、月曜の朝には全校で校庭に集まって、児童朝会を行っていました。しかし、今年度は6月の学校再開以来、感染症防止の観点から一斉に集まる朝会は行っておりません。その代わりに毎週放送で給食の時間に子どもたちに校長からのメッセージを伝えています。

 給食中、失礼いたします。
 今日は食べ物を大切にしようというお話をします。
 昨日用事があって、都営浅草線に乗ったときにドアの上にある液晶モニターにこんな言葉が出ていました。毎日おにぎりが1億個捨てられていると。これはどういうことかというと、1年間の日本の食料廃棄と言って、まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物の量をおにぎりに例えたものでした。私はもう少し詳しく知りたいと思って、家に帰ってそのことについて調べてみました。するとこんなことが分かりました。まだ食べられるのに捨てられている日本の「食品ロス」は年間で多い年で800万トンもあるそうです。すごく大きな数字であると言うことは分かりますが、なかなか実感しにくいですね。実は日本で1年間に採れるお米の量は約850万トンです。つまり1年間のお米の採れる量と1年間の捨てられている食べ物の量はほぼ同じなのです。さらに悲しいことに、食べ物が自由に手に入らなくて毎日亡くなってしまう人が出るような飢餓に苦しむ国への食料援助といって、世界からの食べ物の援助の量は年間約400万トンです。つまり食料援助の約2倍の量を日本だけで毎年捨てしまっていることになります。それを1日の量にしておにぎりに例えると、毎日1億個のおにぎりと同じ量の食べ物が捨てられているということでした。非常にもったいないですね。
 皆さんが今食べている給食は、毎日調理員さんが朝早くから一生懸命に作ってくださっています。私は毎日おいしい給食が食べられてありがたいなあと思いながらいただいています。皆さんも残さないようにいただきましょう。中には好き嫌いがあって、苦手な食材のある人もいるかもしれません。そんなときは、無理してどうしても全部食べなさいとは言いません。しかし、簡単に残していいやと思うのではなく、少しでも食べる努力をしましょう。
 食べ物を大切にしようというと言う今日のお話、是非おうちでも話題にしてみてください。

令和3年2月5日(金) 本日の給食

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今日は愛媛県の養殖の「真鯛」をフライにしました。愛媛県の鯛は全国でもとても有名です。また、冬の季節の鯛は、たくさんえさを食べて栄養をため込んでいるため、脂がのってとてもおいしいと言われます。「真鯛」の甘みとうま味をよく味わっていただきました。

今日も、おいしい給食「ごちそうさまでした。」

令和3年2月2日(火) 節分の日の行事食

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<節分の日の行事食> 節分ごはん、いわしの甘辛煮、みそ汁

今日の献立は、1年を健康に過ごせるように願いを込めて、炒り大豆の入った節分ごはん、いわしの甘辛煮を作りました。
給食前には、副校長先生からも節分についての話がありました。
昔から続く行事を、これからも大切にしていきたいですね。

今日も、おいしい給食「ごちそうさまでした。」

お昼の放送「一休さん」

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※昨年度までは、月曜の朝には全校で校庭に集まって、児童朝会を行っていました。しかし、今年度は6月の学校再開以来、感染症防止の観点から一斉に集まる朝会は行っておりません。その代わりに毎週放送で給食の時間に子どもたちに校長からのメッセージを伝えています。

 給食中、失礼いたします。
 今日から2月になりました。今が一年で一番寒い時期ですが、感染症予防のために水が冷たくても毎日しっかり手を洗いましょう。
 さて、今日はとんち話で有名な一休さんのお話をします。皆さんは一休さんを知っているでしょうか。名前を一休宗純と言い、室町時代のお坊さんです。
 一休さんには4人の弟子がいました。仏教が栄えていましたからほとんどのお寺が、建物を立派に建て替えたり、贅沢な装飾品を付けたり、お坊さんが着る袈裟という着物も当時で最も高級な生地で作ったりしていました。しかし、一休さんは贅沢をせず、弟子には朝と夕方のおつとめといってお経を唱えることと、昼間は寺の掃除を命じました。こんなことでは、きれいな他のお寺はどんどん栄えて、自分たちの修行する一休さんのお寺はいずれだめになってしまうのではないかと弟子達は毎日心配でたまりませんでした。
 そんなある日、一休さんが出かけることになりました。弟子の4人は一休さんが出かけても、朝のおつとめを真面目に行いました。そして、掃除もいつも通り一生懸命に行いました。一休さんの部屋を掃除しようと部屋に入ってみると、大きなこうり(竹を編んで作った昔の衣装箱)が部屋の真ん中においてありました。何だろうと弟子たちが空けてみると、その中には一回り小さいこうりが入っていました。それを空けると、中にはまたそれより小さいこうりが入っていました。それを空けるとまた小さいこうりが。だんだん小さくなっていくこうりの最後のこうりの中には、一枚の紙が入っていて、そこには一休和尚の字で「大丈夫。なんとかなる」と書いてありました。弟子たちは顔を見合わせると「何じゃこりゃ」と言ったと思うと大きな声でおなかを抱えて笑いました。涙を流すくらい笑って笑って、4人は気付きました。自分たちは毎日ほかの寺のことばかり気になって、こうして笑顔になることすらなかったと。それから弟子達は一休さんの教え通り、毎日ひたすらお経を読み、掃除をしました。そして、とうとう4人とも京都でも有名な非常に徳の高い立派なお坊さんになりました。
 私たちも日々の生活の中で、悩みや心配なことがあっても、なんとかなるという気持ちで、まずは自分の取り組むべきことを一生懸命行いましょう。そうすれば必ず道は開けていきます。
 今日のお話はこれでおしまいです。

令和3年1月27日(木) あまつっこ給食

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今日は、あまつっこ給食「ごぼうのパリパリサラダ」でした。
「ごぼうのパリパリサラダ」は、千葉県にある板橋区の天津わかしお学校の給食メニューで、細く切ってパリパリに揚げたごぼうが入ったサラダです。
「ごぼうがお菓子みたい」という感想が印象的でした。

今日も、おいしい給食「ごちそうさまでした。」

(とてもよく食べてくれた食缶は1年生のものです)

令和3年1月21日(木) とれたて村給食

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献立:コーンごはん、鶏肉の板橋区産長ねぎソース、けんちん汁

今日は今年度最後の「板橋ふれあい農園会給食」でした。
塩コショウをして焼いた鶏肉に、ふれあい農園でとれた長ねぎで作ったソースをたっぷりかけていただきました。
1年生もとてもよく食べていて、食缶がカラッポになりました!
たくさん食べてくれてありがとうございます。

今日も、おいしい給食「ごちそうさまでした。」

令和3年1月20日(水) 第4学年 国語 本をすすめよう

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国語の学習では、冬休みの宿題で決めた「おすすめしたい本」を使って、友達と紹介し合いました。本の魅力や良さを伝えるためにポスター、ポップ、帯、スピーチなどの方法を選んで学習を進めました。本の内容にちなんだ形に切り抜いたポップ、おすすめの場面について文章で表現したポスターなど、それぞれが個性豊かな作品を作りました。
(写真は左から1組、2組、3組の廊下掲示の様子です。)

令和3年1月19日(火) 第2学年 書写

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新年の書き初めをしました。
 12月から練習してきた書き初めですが、その意味や伝統を学び、気持ちを新たに書きました。子どもたちは、一字一字丁寧に、真剣に書くことができました。どの子も、自分の満足のいく字を書くことができ、達成感を味わっていました。また、友だちの書き初めに対しても、賞賛の言葉を掛けるなど、励まし合いながら取り組むことができました。

お昼の放送「あくびが出るほど面白い話」

※昨年度までは、月曜の朝には全校で校庭に集まって、児童朝会を行っていました。しかし、今年度は6月の学校再開以来、感染症防止の観点から一斉に集まる朝会は行っておりません。その代わりに毎週放送で給食の時間に子どもたちに校長からのメッセージを伝えています。

 給食中、失礼いたします。
 今日もこの給食の時間を利用して放送で、皆さんにお話をしたいと思います。給食を食べながら話を聞いてください。
 先週、集会委員の皆さんが放送で先生クイズを出してくれました。とっても楽しかったですね。そのときの終わりの言葉で「コロナ禍でみんなが楽しめるようにこのクイズを行った」と言う内容の話がありました。私は、それを聞いて本当に素晴らしいなと思いました。感染防止のために様々な行動が思うようにできないこのようなときだからこそ、みんなを楽しませたいという気持ちで行ってくれたことに本当に嬉しく思いました。そこで今日は私も皆さんを楽しい気持ちにさせたくて、お話を一つ紹介します。
 「あくびが出るほど面白い話」というお話です。普通は話がつまらないとあくびをしたくなりますよね。ところがこのお話は「あくびが出るほど面白い話」です。さてどんなお話でしょうか。それでは始まり始まり。

あくびがでるほどおもしろい話       松岡 享子作

 このお話を聞いてみんなが少しでもでも楽しい気持ちになってくれたら嬉しいです。今週も感染防止対策をしっかり取りながら、明るい気持ちで1週間過ごしましょう。お話を終わります。

過去の「お昼の放送」はこちらから
https://www.ita.ed.jp/swas/index.php?id=1310262...

令和3年1月15日(金) 第1学年 図工 羽子板の絵を描きました

 図工の時間に、羽子板に絵を描きました。はじめにクレヨンを使って好きな絵を描き、その上から絵の具で色をつけました。2学期から始めた絵の具の使い方も、ずいぶん上手になってきました。2021年のスタートにふさわしい、とても華やかなみんなの羽子板が、廊下に飾ってあります。
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令和3年1月8日(金) 第3学年 毛筆書き初め 初挑戦

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書写の授業では、毛筆で初めての書き初めに取り組みました。いつもの半紙とは違う長い紙に「友だち」という字を「トン」「スー」「ピタ」の筆運びのリズムや3文字をバランスよく配置することに気をつけながら書き上げました。集中して取り組む様子からは成長が感じられました。

令和3年1月7日(木) 本日の給食

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献立:麦ご飯、すき焼き風肉豆腐、野菜のごま酢

今日は、宮城県で育てられた黒毛和牛の肉(A5ランク!)を使って、すき焼き風の肉豆腐を作りました。和牛等の学校給食提供及び食育推進事業により、特別にこのようなおいしい牛肉を使った献立ができました。
どのクラスも、よく食べていました。ぜひご家庭でも感想を聞いてください。

今日も、おいしい給食「ごちそうさまでした。」

令和2年度 3学期始業式

お話をします。
 2021年、新しい年を迎え新学期がスタートしました。ちょうど10日間のお休みでしたが、皆さんどのように過ごしたでしょうか?新型コロナウイルス感染症予防には引き続き気を緩めずに、いやむしろ感染拡大の中で、今まで以上のさらなる緊張感をもって取り組んでいかなければなりませんが、希望に満ちた新年のスタートです。みんなで助け合って、支え合って良い1年にしましょう。
 さて、今日は詩人であり書家でもある、相田みつをさんの言葉を紹介します。
 「幸せはいつも自分の心が決める」という言葉です。意味は、日々の生活の中で自分の周りの当たり前にある幸せにどれだけ気付けるかは、自分の心のありかた次第だということです。今日も一日をつつがなく迎えられる幸せ、朝ご飯がおいしいと感じる幸せ、おはようと挨拶を交わしてくれる人がいる幸せ・・・と自分の心次第で、実はたくさんの幸せに取り囲まれていると実感できるのです。
 私で言えば、はすねっ子の皆さんが元気に登校してくる幸せ、明るい笑顔で校長先生と呼んでくれる幸せ、気持ちの良い挨拶が学校のいたるところで聞こえる幸せ、おいしい給食を食べられる幸せ・・・こうして改めてあげてみると本当にたくさんあるなあと思います。逆にどんな裕福な人でも、どんなにすてきな家に住んでいても、自分がまだ物足りないと満足しなければ幸せを感じることはできないのではないでしょうか。
 私は先ほど敢えて、希望に満ちた新年のスタートですと言いました。新型コロナウイルス感染症はまだ終息が見えません。自由にいろいろなことができなくてつまらないとか、ストレスがたまるとか、不満を言っていても一日一日は過ぎていきます。しかし、コロナ禍で苦しい日々を過ごしながらも、明日を信じて前に進もうとする気持ちで過ごしても、やはり同じ一日一日は過ぎていきます。皆さんにはその強い気持ちがもうすでに芽生えてきているのです。今年は必ず良い年になる、必ず良い年にするぞと希望をもって、努力していきましょう。そうしたら、皆さんはもっともっと心の強い人になります。そして、自分の周りにある幸せを大切にしていきましょう。「幸せはいつも自分の心が決める」のですから。今年もはすねっ子の皆さんの活躍を大いに期待し、楽しみにしています。

令和2年度 年末年始及び3学期初日の新型コロナウイルス感染症における児童及び同居の家族のPCR検査受検及び陽性判明時の連絡について

<swa:ContentLink type="doc" item="27667">令和2年度 年末年始及び3学期初日の新型コロナウイルス感染症における児童及び同居の家族のPCR検査受検及び陽性判明時の連絡について</swa:ContentLink>

新型コロナウイルス感染症の連絡について、お伝えします。




お昼の放送「年末の思い出」

※昨年度までは、月曜の朝には全校で校庭に集まって、児童朝会を行っていました。しかし、今年度は6月の学校再開以来、感染症防止の観点から一斉に集まる朝会は行っておりません。その代わりに毎週放送で給食の時間に子どもたちに校長からのメッセージを伝えています。

 給食中、失礼いたします。
 今日もこの給食の時間を利用して放送で、皆さんにお話をしたいと思います。給食を食べながら話を聞いてください。
 今日は私の年末の思い出をお話しします。私が小学生の頃、私の家は、父と母が二人で食堂を経営していました。ラーメンにカツ丼、生姜焼定食にカレーライスなど、たくさんのメニューがあったのを思い出します。その当時、家の近くはたくさんの大学があり、お昼の時間は大学生のお客さんで店はいつもいっぱいでした。年末は決まって12月28日までお店を営業し、29日と30日でお店と住まいの両方の大掃除をしました。私が小学校6年生だったときの年末の大掃除で忘れられない思い出があります。厨房と言って料理を作るところを父が掃除していたときのことです。食堂ですから普通の家庭と違って壁のステンレスもかなり油汚れが付きます。ガス台に椅子をのせて天井近くまで壁を拭いていたときに、ガス台から椅子の脚が外れ、父はそこから落ちてしまったのです。
 かなり高くから勢いよく落ちてしまったのですが、たまたま通路を挟んだ調理台の上に背中から落ちました。直接地面に落ちなかっただけまだ良かったのですが、それでも調理台の上の食材が入っている業務用の四角い大きな缶がぐしゃっとつぶれるくらい背中が当たり、調理台の上のお皿やラーメンどんぶりはすごい音を立てて、何枚も割れました。父の背中は缶の跡がL字型にくっきり付き、紫色にはれ上がりました。ううっといったまま起きられず、救急車で病院に運ばれました。
 年末の思い出というのは実はここからです。当時6年生だった私と3年生だった弟と二人で父のために何かできないかと話し合い、掃除の続きをしたのです。洗剤が顔にはねたり、油で手がべとべとになったりして、とっても大変でした。父が毎年やってくれていた掃除の大変さが初めて分かりました。掃除は31日の大晦日までかかり二人ともくたくたになりましたが、厨房はぴかぴかになりました。年が明けて父が退院し帰ってきたとき、厨房を見てすごく驚いたのを今でも鮮明に覚えています。「これ、おまえ達がやったのか」と何度も言い、目に涙を浮かべ頭をなでてくれました。
 私はそのとき父の涙を初めて見ましたが、今でも年末になると思い出すいい思い出です。

過去の「お昼の放送」はこちらから
https://www.ita.ed.jp/swas/index.php?id=1310262...

令和2年12月24日(木) 第2学年 体育

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体育 キックベースボール、鉄棒の学習
寒さがきびしくなっていますが、子どもたちは、元気に体育の学習に取り組んでいます。12月は、キックベースボール「島っていこうぜ!」と鉄棒の学習です。「島っていこうぜ!」では、声を掛け合ってチームで協力してゲームをしました。鉄棒では、上がり技、支持技、回転技など、難しい技にも粘り強く挑戦しています。

令和2年12月22日(水) 第4学年 理科

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 理科の学習では、感染症対策のため、保護メガネを着用して実験を行っています。今日の授業では、水があたたまり、色の変わった水が下から上へと動く様子を観察しました。「何でこんな風に動くんだろう?」と不思議に思い、実験結果から考察を書こうと試行錯誤する児童たちの姿がどのグループにも見られました。
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