第50回入学式

 昨年度は実施できなかった入学式、今年は行うことができました。
 新入生は背筋をしっかりと伸ばし、担任の先生による呼名に大きな声で答えてくれました。「誓いの言葉」を担当した新入生代表生徒は、はじめて入った体育館で大勢の同級生、保護者が見守る中、わかりやすく、はっきりと自分の中学校生活への意気込みを語ってくれました。
 歓迎の言葉を担当した代表生徒は、声変わりした低い声、生徒が考えたとは思えない素晴らしい内容の話、そして堂々とした態度、どれをとってもあこがれの上級生として映ったことと思います。また、生徒会役員が、プラカードをもっての先導を務めるなど、本当によく動いてくれました。金曜日の生徒会ガイダンスも楽しみです。

学校長式辞抜粋
〜冒頭略〜
 スタートラインに立っている皆さんの入学に当たって、「未来から今を見なさい」というお話しをします。
「未来から今を見る」とはどういうことだと思いますか。この言葉は、テレビでほぼ毎日見かける 池上 彰 さん がある中学校の講演でおっしゃったことばです。私は直接、その講演を聞いたわけではないのですが、ある先生からこのことを聞いたときに、「未来から今を見つめる」ってどういうことだろうと思いました。いろいろ調べていくうちに、「バック・キャスティング」という考え方があるとわかりました。「バック・キャスティング」とは、「現在、こうだから、将来はこうなるだろう」と今から未来を考えるのではなく、「未来のあるべき姿や目標となるような状態を先に想定して、その未来から現在を振り返って、「今、何をすべきか」を考える方法なのです。
 では、皆さんが大人になる未来、十年後二〇三十年を想像してみましょう。どんな社会を想像していますか。きっと人工知能AIが多くの仕事を任されているのではないでしょうか。そんな時代の皆さんのライフスタイルはどうなっているでしょう。AI時代に残る仕事は何でしょうか。そんな時代を生きるためには、どのような力や能力、技術を身に付けたらよいでしょうか。
 今日の私の話に一つの決まった答えはありません。このように決まった答えのない課題が目の前に出て来たときに、それを自分の頭で考える力、周りの仲間と話し合いをして、新たな発想を生み出す力、その中から「こうしよう」と決断する力、やると決めたことを実行する力。そのような力を皆さんはこれからの中学校生活で身に付けていってほしいと願っています。
 先生方は、皆さんが大人になっている遠い未来も見据えながら、近くの未来、九年生で卒業していく姿を想像して指導していきます。九年生では、自分の希望する進路に進むため、自分をよく知ること、自分にできることを増やすこと。そのために、八年生では、目的をもって活動し、いろいろな経験を積むこと。そして、七年生では新しい仲間に自分をさらけ出して、周りの仲間を理解する、そんな生徒になってほしいと思います。
〜以下略〜

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素晴らしいスタート

●生活指導主任からお話がありました。
 今日の始業式の始まりに当たって、新しいクラスで整然と並ぶことができました。すごいことです。当たり前のことが当たり前にできる、いいスタートになりました。

【時間を守る】
 今週の目標は、朝8時20分登校、チャイム着席をめざしてください。

【身なりを大切に】
 体育のあるときはジャージ登校を推奨するルールを継続します。標準服とジャージを各自で判断して選択してください。

【挨拶をしっかり】
 今日の着任式での皆さんの「おはようございます」の挨拶が新しく来た先生方にしっかり伝わったと思います。ありがとう。

●副校長先生よりお話がありました。
・気をつけ、礼の号令なしでも人が前に立ったら注目して礼をするというスタイルを継続していきます。
・学校で配られた配布物は必ず保護者に届けてください。

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令和3年度スタート

【学校長より】
 校長の溝口千里です。新たな学年が始まる時、今までの生活をリセットして、この日をきっかけに変われることって多いと思います。私も学校が変わりました。とても新鮮です。高島ニ中のために頑張ろうというやる気が湧きでてきます。

「最後まであきらめずに頑張って努力すれば必ず報われる」
 「まさか、100で優勝できると思ってなかったですし、5年前のオリンピック選考会よりも、ずっと自信もなかったし、自分が勝てるのは、ずっと先のことだと思ってたんですけど。 勝つための練習もしっかりやってきましたし、〜中略〜、自分がすごくつらくてしんどくても、努力は必ず報われるんだなんていうふうに思いました」
 池江璃花子さんのお話です。池江さんは、二年前に発症した白血病を克服して、復帰後わずか7か月のおとといの日本選手権で東京オリンピックの出場を決めました。
 卓球の石川佳純さん、野球の大谷翔平さん、バドミントンの桃田賢斗さんなど、スポーツ選手で怪我や病気、長年のスランプを乗り越えて自分の目標を達成した人が沢山でています。こういう人たちの話を聞くと自分も頑張ろうっていう勇気がわきます。ぜひ皆さんも物事を簡単にあきらめず、努力し続けて行ってください。

「それぞれの学年に臨むこと」
・8年生、「目的をもって活動し、いろいろな経験を積んでください。」
・9年生、「自分を見つめ、自分にできることを増やしてください。」
 明日、7年生が入学してきます。上級生として暖かく迎えてあげてください。
 自分のクラスを大切にし、高ニ中を誇りに思い、学校での集団生活や友達との関係を大事にし、友達と切磋琢磨して、お互い高め合える素晴らしい高二中を作っていきましょう。
 新型コロナウイルス感染症は依然猛威を奮っています。マスク、手洗い、換気はしっかりお願いします。学校では、コロナだからできない、ではなく、こうすれば「できる」というふうに考えて1年間の活動をしていこうと思います。以前とは多くの点で異なることが出てくると思いますが、充実した1年間を送れるようしていきましょう。

【生徒会長挨拶】
 皆さん、春休みはどうでしたか。今まで習ったことをしっかり復習することはできましたか。7年生は8年生、8年生は9年生へと進級しました。8年生は新入生の模範となるような行動を心がけましょう。部活動や委員会活動でも中心となり、高二中を引っ張っていく存在になるので頑張ってください。9年生はいよいよ中学校生活最後の年です。部活動も引退まであとわずか、最後に悔いが残ることないよう、今から行事なども最後となります。悔いの残らない一年にしましょう。

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学校行事
4/7 入学式
4/8 定期健康診断始
4/9 生徒会ガイダンス
4/12 全校朝礼
保護者会(8)(9)