「3月11日」を前に
明日「3月11日」は、2011年に「東日本大震災」が発生してから11年目となる日です。私は、明日、9年生の校外学習の引率にでてしまうため、今朝、全校生徒に向けて、放送で話をしました。
「10mの高さの津波とは、板二中の校舎では3階の天井に相当することを目で確かめてみよう」、「帰宅困難」や「液状化現象」というワードから検索して映像資料を探してみようと伝えました。ご家庭でも、機会を捉えてテレビ番組等をお子様と一緒にご覧いただきながら、「災害時への備え」についてご確認いただければと思います。 生徒には、現地での「語り部運動」についても話しました。最近、いくつかの特集番組で「震災を実体験した最後の世代の語り部たち」について取り上げていました。「最後の世代」とは、「当時4歳」以上のギリギリ記憶が残っている、現在の中学生から高校生のことをさしています。私が視聴した特集では、中学3年生と高校2年生の取り組みが紹介されていました。「震災を風化させてはいけない。しっかりと、当時起こったことを後世に伝えなければいけない。」という強い思いが伝わってきました。私たちが語り部となることはできませんが、「阪神・淡路大震災(1.17)」「東日本大震災(3.11)」、そして「関東大震災(9.1)」等の、節目節目には震災当時のことを再確認して、「日頃の備え」や「非常時の対応」についてしっかりと思い起こしましょう、と生徒に伝えました。 明日、学校では区内で一斉に行われる「シェイクアウト訓練(1分防災訓練)」に参加します。ご家庭でも、是非取り組んでみてください。 |
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