5月17日 給食

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グリンピースは、豆科エンドウ属の植物で、エンドウマメの若い種のことです。さやごと食べる「サヤエンドウ」やさやが硬くならずに実ごと食べられる「スナップエンドウ」も同じ植物で、成長によって違う名前で呼ばれます。また、豆苗は若いエンドウマメのつると葉の部分です。グリンピースは、体の組織を作るもとになる「たんぱく質」や体を動かすエネルギーとなる「炭水化物」、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける「ビタミンB1」、おなかの調子を整える「食物繊維」などが含まれています。今日の給食では、わかめごはんに塩ゆでしたグリンピースを混ぜて「グリンピースご飯」を作りました。

5月16日 給食

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今日は、高知県の郷土料理です。高知県では、かつおが有名です。今日の「かつお飯」は、旬のかつおを揚げ、甘辛いタレと合わせたごはんを作りました。かつおは、サバ科に属する青魚です。日本では古くから食べられており、かつお節の原料としても利用されてきました。旬は年に2回あり、日本近海で春から初夏にエサを求めて北上するものを「初がつお」、秋に産卵のために南下するものを「戻りがつお」と呼びます。初がつおは、脂肪分が少なくさっぱりとした味わいですが、江戸時代には「初物」として珍重されていました。

5月15日 給食

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今日は、無償でいただいた北海道産のホタテを使用してグラタンを作りました。この背景には、国際政治情勢の変化によって、突然輸出量が減ってしまったことがあります。これにより、生産者は大きな影響を受けています。今回は、国からの補助を受け、全国の小中学校を対象とした学校給食で北海道産ホタテを提供することで、流通させて生産者を支援するというプロジェクトの恩恵を受けています。

5月14日 給食

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今日は鉄分強化献立です。変わり親子丼には、高野豆腐が入っています。高野豆腐は、豆腐を原料として作られる大豆製品です。大豆や大豆製品には、赤血球を作るために必要な「鉄」が多く含まれています。体の中の鉄が不足して起こる貧血を「鉄欠乏性貧血」といいます。食事面から鉄不足を防ぐためには、鉄が多く含まれる食品を継続して食べることが大切です。大豆や大豆製品のほかにも、小松菜やレバー、赤身肉、かつおなどの赤身の魚、いわし、あさりなどの食品にも鉄が多く含まれています。いろいろな食品を組み合わせて食べましょう。

5月13日 給食

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今は寒い地域でもおいしいお米が作られていますが、昔は稲作の技術が発達していませんでした。そのため、お餅を作る時に、もち米の代わりにじゃがいもを使ったことが「いももち」の始まりといわれています。北海道以外にも、同じ「いももち」という名の郷土料理が和歌山県、高知県、岐阜県などの地域にもあります。しかし、同じ名前でも、「さつまいも」や「さといも」を使って作り、使う芋の種類や作り方に違いがあります。給食では、じゃがいもをふかして、潰し、チーズなどの材料を加えてよく混ぜたあと、1つずつ形成し、揚げました。手作りのみそだれと一緒に食べてください。

5月10日 給食

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今日の給食では、ひじきやかつお節を使ってふりかけを作りました。ひじきは春に収穫することが多く、煮たり蒸したりしたものを乾燥させた「乾燥ひじき」が一般的に流通しています。ひじきは、歯や骨を作るに必要なカルシウムを含んでいます。また、白玉団子汁のだしは、かつお節からとりました。今日は、だしをとった後のかつお節を使って、ふりかけを作りました。普段はだしをとったら捨ててしまいますが、今日のように料理に活用して食べることで食品ロス削減につながります。

5月8日 給食

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新茶の季節になりました。お茶は、ツバキ科の常緑樹「チャ」の葉から作られます。抹茶だけでなく、私たちが普段飲んでいる緑茶や、ウーロン茶、紅茶なども同じチャの葉を原料とします。緑茶は、葉を蒸したり、釜でいったりした後に、もみながら乾燥させたもので、加熱することで発酵(酸化酵素の働き)を止めます。発酵(酸化)させないので「不発酵茶」ともいいます。一方、紅茶は十分に発酵させた「発酵茶」、ウーロン茶は途中で発酵を止めた「半発酵茶」です。このようにチャの木の品種、加工方法の違いで、香りや味わいは大きく異なります。給食では、食べやすいように甘い味付けにした抹茶トーストを作りました。

5月7日 給食

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南蛮漬けとは、油で揚げたり焼いたりしたお肉やお魚を、ねぎや唐辛子の入った合わせ酢に漬けて作る料理です。昔の日本では、東南アジアのことを「南蛮」と呼びました。室町時代から江戸時代にかけて日本に来たポルトガル人やスペイン人は、東南アジアに立ち寄りながら来たために、「南蛮人」と呼ばれていました。また、当時の外国から伝わった油を使う調理方法や、唐辛子を使った調味料などにも「南蛮」という言葉がつけられました。今日は、ししゃもを使って作りました。ししゃもには、からだをつくるもとになる「タンパク質」や、歯や骨をつくるもとになる「カルシウム」、カルシウムの吸収を助ける「ビタミンD」などが含まれています。ししゃもは骨ごと食べられるお魚です。

5月2日 給食

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5月5日は「端午の節句」です。かぶとや武者人形、こいのぼりを飾り、ちまきやかしわもちを食べて、男の子の健やかな成長を祝います。邪気(病気や災難を起こす悪い気)を払うとされる「菖蒲」や「蓬」などの季節の植物用いられます。給食では、みなさんの健やかな成長を願って、ちまきの代わりに「中華おこわ」と、蓬を使った「よもぎケーキ」を作りました。

5月1日 給食

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今日の海藻サラダは、ラー油やごま油を使って中華風に仕上げました。茎わかめ、わかめ、昆布、ふのり、とさかのり、まふのりなどの海藻が入っています。これらの海藻は「食物繊維」を多く含んでいます。食物繊維は、人の消化酵素では消化されない食べ物の中の成分です。おなかの調子を整える働きのほかにも、血糖値の上昇を緩やかにするなど、体の中で様々な働きをしてくれます。

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