「待つこと」
校舎から見える朝焼けで遠くの空が燃えているように見え、一日の始まりを告げています。コロナ禍であっても、朝の肌寒さは着実に四季の移ろいを感じさせます。
コロナ禍で「一緒に○○する」「共に○○する」「みんなで○○する」といった交流や共同の学習がいつものようにはできません。近くの友達とおしゃべりすることですら、控えなければいけないときもあります。 そんな中、上板橋小学校の子どもたちは「待つこと」をしっかりやっています。給食準備中は、どの学級でもみんな、静かに座って待つことができています。先生が話を始めるまでの隙間の時間でも、会話を控えて静かに待っています。 大人でも静かに待つことはつらい時があるので、子どもたちはなおさらでしょう。しかし、こんな時こそ「ピンチはチャンス!」と頭を切り換えられるといいですね。自由に話ができない今は、待ち時間を生かして頭の中でいっぱい思考できます。 給食準備中の待ち時間には、たとえば、早朝から給食の準備をしている調理員さんのこと、米野菜魚肉などの生産者さんのこと、原材料を配達している運送業者さんのこと・・・。今月の献立表を見ると、〈食糧自給率アップ給食〉〈七五三の行事食〉〈板橋ふれあい農園会給食〉など、その日の給食のテーマがあります。 「日本の食糧自給率ってどのくらいなのかな?」 「板橋ふれあい農園会給食では板橋区産大根が使われるみたいだけど、板橋区で農家さんは何軒あるのかな?」 これだけで、立派な学習問題になります。ご家庭でも、「今日の給食は何だった?」など、上板橋小学校の給食の話をしてみていただければと思います。 4年生 生き物の環境を守るために
今年の4年生の総合では、「生き物の環境を守る」ことをめざして活動をしています。
先日は、チョウのエサになる花を植え、メダカのすむ池の掃除をし、取れたツルレイシやヘチマの種の回収を行いました。 今日、メダカの池を見たほかのクラスの子どもたちが、「メダカの池が綺麗になってる!」と言っていました。 また、花に水を遣っていたクラスの子が、「チョウチョが飛んできたよ!」と教えてくれました。 自分たちの行ったことが、人や生き物たちに伝わったと子どもたちは感じていました。 今後も生き物の環境を守るために、行動、発信しようと計画中です。 答え合わせ
学校再開後の6月より、理科室前の掲示板に「理科問題」を掲示しています。答えを掲示していないのですが、「先生、あの問題の答えは○○でしょう。」と自分の考えを伝えてくる子もいます。子どもたちは、学校内の掲示物をよく見ているのだと思います。
ちなみに、このような問題です。 第1問「このお花は何という名前でしょうか。」 上板橋小学校に咲く花の名前を初級・中級・上級の3種類の問題にしました。上の写真は上級問題です。 夏休みをはさんで、半年ほど掲示しましたので、この度、答えを掲示しました。学校公開の折など、お時間がありましたらご覧ください。 第2問「みなさんは、虹のことをどのくらい知っていますか?」 低学年・中学年・高学年向けに問題の難易度を変えました。こちらの問題の答え合わせは、12月の学校公開の頃にしたいと思います。保護者の皆さんは、ぜひ高学年向けの問題に挑戦していただければと思います。(理科部) サツマイモ掘り
サツマイモ掘りをしました。大きなサツマイモもいくつかあり、子どもたちは大喜びでした。かわいいサイズのサツマイモばかりでしたが、収穫できたことをみんなで喜びました。サツマイモのつるで、縄跳びなどをして遊びました。
「たてわり遊び」の日
校庭のザクロの実が熟し、紅黄色に染まりました。澄んだ空気からも秋の深まりを感じる今日この頃です。
上板橋小学校では、カレンダーで「0の付く日」は「たてわり遊び」の日です。1年生から6年生までの全校児童が13の班に分かれ、中休みの時間に一緒に遊びます。今日は、偶数班が教室で、奇数班が校庭で遊びました。 校庭では、「ドンじゃんけん」「線鬼ごっこ」「だるまさんが転んだ」「ドッジボール」「シッポとり鬼ごっこ」などで盛り上がっていました。 普段なかなか関わることがない異学年の子ども同士の交流が活発に行われていました。6年生は、1年生を教室まで迎えに行ったりていねいにルールを説明したりして、リーダーシップを発揮していました。(特別活動部 「たてわり遊び」担当) 早朝の正門
日の出の時刻が遅くなり、6時台はまだ少し薄暗さを感じます。上板橋小学校の給食室は早朝から準備を始めます。
ふと、正門前の道路に目をやると、とても綺麗なことに気付きます。毎朝、近隣の方が落ち葉はきやごみ拾いをしてくださっているのです。午前8時10分を過ぎた頃から、上板橋小学校の子どもたちは、この綺麗な道路を通って登校してきます。 今週行われた委員会活動で、正面玄関付近のプランターに花を植えました。綺麗な花が、毎朝登校してくる子どもたちを温かく出迎えてくれているように感じます。 過日、せせらぎ学びのエリア“あいさつプロジェクト”「おはようの輪をひろげよう」に向けて、子どもたちからあいさつ標語を募集しました。あいさつの「花」を咲かすことをめざし、取り組みを進めていきたいと思います。 3,4年 落語教室
落語家さんをお招きし、落語教室が行われました。
前半は、扇子と手ぬぐいで、そばをすする見せ方や本を読む見せ方などを教えていただきました。 何人かの子どもたちは、自分で演技をして、何をしているかを当ててもらうクイズを出しました。 たくさんの子どもたちが「やりたい!」と、手を挙げていました。 後半では、実際の古典落語を見せていただきました。 「2時間、話を聞く」という時間でしたが、教室に戻ってきた途端、 「楽しかった!」「また聞きたい!」という声が聞かれました。 貴重な体験をすることができました。 人工芝の校庭
上板橋小学校の校庭は人工芝です。人工芝の魅力は、なんといっても、転んでもあまり痛くないことで、子どもたちは、思い切り体を動かすことができます。
ドッジボールやバスケットボールのコート線がもともと引かれていることも魅力です。休み時間、コートのラインを引かなくても、子どもたちはドッジボールやバスケットボールを楽しむことができます。最近は、子どもたちの間で、ドッジボールや鬼ごっこが流行っています。 人工芝の難点は、冬になると静電気で靴や洋服に人工芝がついてしまうこと・・・。しっかり払ってから校舎に入るよう声をかけていこうと思います。 |
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