1月28日スパゲッティミートソースはトマトジュース、トマトピューレ、トマトケチャップ等のトマトで作ったソース類を沢山使っています。トマトはリコピンやベーターカロテンという赤い色の成分をたくさん含んでいます。この成分は抗酸化作用が高く健康や美容に効果が高く様々な効能が期待されています。赤くなったトマトほどたくさんのリコピンを含んでいます。リコピンは油と一緒に摂るとさらに吸収率が高くなります。リコピン摂取の点から考えるとトマトとオリーブオイルをよく使うイタリア料理は理にかなっています。 1月27日さんが焼きはお隣の県、千葉県の郷土料理です。千葉の海でとれた魚を漁師の人が仕事で山に持って行き、山の家でその魚をたたいて味噌を入れて焼いて食べたところから、さんが焼きは生まれました。今日はニギスというキスの仲間の魚をすり身にして作りました。 1月26日今日はお隣の国の韓国の最も有名な料理のビビンバを給食で初めて作りました。ビビンバは、盛り付ける時に、白いご飯の上にそれぞれの具を乗せて、食べる特に自分でスプーンでよく混ぜて食べるのが本格的です。日本の食事は箸だけで食べることが多いですが、韓国ではスプーンと箸を一緒に使うことが特徴です。 また、わかめスープは韓国では、わかめは骨や歯をつくるカルシウムが多く含まれることから妊婦や授乳期の母親がわかめスープを食べる習慣があります。今では子どもの成長などを願いお誕生日には必ずといっていいほど食卓にのぼります。 1月25日ポテトグラタンは児童が好むメニューの一つです。じゃがいもはエネルギーになるもとですが、体の調子をよくするビタミンCも沢山含んでいます。ビタミンCはかぜを防ぐ働きもありますから今の季節にもってこいの食べ物です。おうちでもじゃがいもを食べることをおすすめします。 1月24日今日24日から31日までは全国学校給食週間です。75年前の12月24日に日本がそれまで戦争をしていて休んでいた学校の給食をまた始めたところから、12月24日を給食記念日としましたが、冬休みとなるため1ヶ月後の1月24日から30日までを全国学校給食週間としました。たとえばご飯は今は1週間に3回から4回ありますが、51年前までは毎日主食がパンでした。そのパンもほとんどコッペパンで時々食パンが出るくらいでした。また牛乳は脱脂粉乳という牛乳から作られるものを飲んでいました。 昔と比べると今の給食は世界の色々な国の料理を食べられるようになりました。今週1週間給食を味わいながら食べるようにしましょう。 1月21日今日の主食はひよこ豆ライスです。ひよこ豆はくちばしのような突起をもつまるでひよこのような形に見えるところからその名が付けられました。大豆よりも青臭さがなく甘味があるのでスープ、カレー、コロッケの具など様々な西洋料理やインド料理等に使われています。タンパク質は肉と同じ位豊富で豚肉が19.3gに対しひよこ豆は20g含んでいます。またお腹のクリーニングをする食物繊維も豊富で便秘の予防に最適です。 1月19日今日の主食は菜めしです。菜めしは小松菜を使っています。給食では人参に続いて小松菜はよく使う野菜の一つです。小松菜は元々、中国で作られた野菜で江戸時代に東京の小松川という場所で栽培されていたことから小松菜という名前が付けられました。私たちの住む関東のお正月に食べる雑煮に欠かせない野菜で現在でも東京を中心に主に関東で栽培されています。ハウス栽培で1年中栽培されていますが旬は冬から春にかけて霜にあたるとアクがぬけて甘みをまし葉は柔らかくなります。冬の寒さに強く雪菜や冬菜ともよばれ関西では畑菜ともよばれています。種まきから60日位の短い期間で収穫ができます。病気を防ぐベーターカロテン、ストレスに強いビタミンC(C),骨や歯を丈夫にするカルシウム、血液をつくる鉄分などの栄養素が多く含まれる健康に良い野菜です。 1月20日ポークビーンズは豚肉と豆を煮込んだアメリカの代表的な料理です。給食では豚肉と大豆を使って作っていますが、アメリカでは白インゲン豆を使うことが多いようです。アメリカでは142年前頃に缶詰としても作られるようになりました。大豆はいつもお話しするように畑の肉と言われ、成長期の皆さんに必要なタンパク質を沢山含んでいます。また豚肉も体をつくるタンパク質や疲れをとるビタミンB1を沢山含んでいます。コトコト煮たトマト味のポークビーンズを食べると体が温まると思います。 1月18日今日はカレーライスです。今日のカレーは挽肉を使ったキーマカレーです。そして今日はゆで卵もついています。卵の皮はじょうずにむけましたか。 体をつくる栄養素をたんぱく質といいますが、そのたんぱく質の王様は卵です。卵にはみなさんの体をつくるたんぱく質がたくさん含まれていて、点数をつけると100点満点になります。成長期の皆さんにはもってこいの食べ物です。できるだけ卵を1日1個食べると良いと言われています。 卵の黄身は好きだけど白身は嫌いという人はいませんか。 白身と黄身のどちらかしか食べなかったら100点にはなりません。白身にはたんぱく質、黄身にはたんぱく質のほかにビタミンや脂肪が入っているので両方食べてはじめて100点になります。 1月17日今日のデザートのいが栗坊やは給食で初めて作るデザートです。さつまいもを蒸してマッシュしてから小さく切った栗を入れて丸くし周りに短く切った素麺をまぶして油で揚げました。 主食の八宝麺は皆さんの好きな料理なので喜んで食べていることでしょう。海の幸、山の幸をたくさん使っているので栄養満点です。 1月14日料理に使う調味料には砂糖、塩、醤油、酢、酒、みりん、ワイン等様々あります。調味料は料理になくてはならない物です。今日はその中で給食でもよく使うお酒についてお話しします。お酒はもちろんアルコールですから沢山使うと大変な事になってしまいます。でも、調味料として少し使うと肉や魚の臭みを消したり、食べ物を柔らかくしたり、料理に旨味がでたり、料理の仕上がりを早くしたりする等の効果があります。 1月13日今日は新年ということでお餅を出しました。焼きのりを巻いた磯辺もちです。お餅の歴史は古く元々は東南アジアの国から伝わり、1821年前頃から日本で作られるようになりました。昔から、お餅は神様が宿る特別なものとして敬われてきました。食べると力がついて新しい命をつくると信じられていたためお正月やお祝いの日に欠かせない縁起の良い食べ物とされてきました。 お餅の形は四角と丸がありますが日本のお餅は元々、丸い形をしたものでした。皆さんはお正月に飾る鏡餅を知っていますか。鏡餅は平たくて丸くどっしりとしています。その形はまるで満月のようです。その形は人の魂がこもる心臓を表していると言われています。また人間が仲良く円満に生きていく事を願いお正月に鏡餅を2段にしてお供えしました。でも400年前の江戸時代頃から運ぶ時に便利だということから今のように平たくして切り分ける角餅が作られるようになりました。今でも地域によって丸いお餅の所もあります。皆さんの家のお餅は四角ですか、丸ですか。 1月12日1月7日に七草がゆを食べましたか。昔から1月7日には七草がゆを食べる風習があります。なずな、せり、すずしろ、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな等の春の七草を入れたおかゆを食べて1年間病気をしないで元気に過ごすよう祈ります。でも地方によっては必ずこの春の七草でなく7種類の野菜なら何でもよいところもあります。七草がゆはお正月にご馳走を食べて疲れた胃腸をいたわり、不足しがちな青菜を食べて栄養をとるということもあります。今から1、350年前頃中国から伝わった行事です。今日、給食では5日遅れの七草がゆではなく七草ごはんを作りました。この1年間、健康に過ごすことができるよう祈って食べましょう。 |
|