子どもたちの学校生活の様子です♪ご覧ください☆

11月29日

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ご飯 牛乳 肉豆腐 糸寒天のごま酢和え 

 今日は和え物に使用している糸寒天についてお話しします。海でとれる天草とオゴノリなどの粘液質というものを凍らせて乾燥させたものを寒天と言います。その寒天を糸のように細く切ったものが糸寒天です。今日の糸寒天は私たちの住んでいる東京にある伊豆大島の海でとれた天草とオゴノリを使って長野県で作ったものです。
今から330年前に京都の美濃屋太郎左衛門という人がトコロテンを作っている時に偶然、寒天ができたのが始まりです。寒天は、ようかんなどの和菓子やゼリーまた今日給bの給食のようにサラダなどに使われています。エネルギーがなくおなかのクリーニングをする食物せんいが多いためダイエット食品としてまた健康食品として注目されています。


11月26日

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スパゲッティあけぼのソース 牛乳 ごまドレッシングサラダ

 給食ではスープや洋風の煮物などにローリエと言うスパイスを使っています。ローリエは月桂樹の葉を2週間くらい乾燥させた物です。ローリエはカレー、シチュー、トマトソース等の料理に肉の臭み消しや香りを良くするために使います。ローリエはこの他、胃腸の調子を良くしたり、食欲を増やしたり、体の冷えを抑える働きなどもあります。古代ギリシャではローリエで作られた冠は知恵と栄光の象徴として用いられました。オリンピックの勝者へ与えられる事になった由来にもなります。

11月25日

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ビスキュイトースト 牛乳 かぶのクリームスープ りんご

 ビスキュイトーストはバターや卵、小麦粉、アーモンドなどのビスケットの生地をパンに塗って焼いたものです。また、今が旬のかぶを使いクリームスープを作りました。かぶは11月から1月頃が最も美味しく寒い時期が甘味が増して美味しくなります。日本では別の名前をすずなと呼び春の七草の一つでもあります。根っこの白い部分を食べますが根っこの部分はビタミンCが含まれ胃のもたれや胸やけを除く働きや、風邪の予防、疲れをとる働きがあります。葉の部分はあらゆるがんを防いだり、視力を良くするベーターカロテンが多く含まれています。根も葉も食べると栄養効率が更に良くなります。

11月24日

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ご飯 牛乳 鯖の味噌煮 きのこ汁 磯香和え

 鯖の味噌煮は甘味噌やしょうゆ、みりん、酒等また臭み消しにショウガ、長葱などを使い弱火でコトコト煮ましたが好評でした。ご飯の食も進んだようです。鯖に含まれる脂肪は血液をサラサラにしたり、記憶力を高める働きがあり健康効果大です。

11月22日

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 ポークビーンズはアメリカの代表的な料理です。給食では豚肉と大豆を使って作っていますがアメリカでは白インゲン豆を使うことが多いようです。メキシコではインゲン豆を6,000年前頃から栽培しており、インゲン豆やとうもろこしを煮込んだ料理を食べていましたが、1,621年頃そこにスペイン人の植民地化があり豚肉が加わり融合して出来た料理がポークビーンズです。豆も豚肉も体をつくるタンパク質が多く含まれていて栄養いっぱいです。

11月19日

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七穀ご飯 牛乳 ししゃもの南蛮焼き 板橋区産大根の煮物
 
 今日は板橋区の農家の人たちがつくっている大根を煮物に使っていますので大根についてお話しします。この大根は青首大根といいますが今、日本で栽培されている大根はほとんど青首大根です。首が緑色で甘味が強いのが特徴です。9月に種をまいて11日目位に芽が出てきます。それから25日目位にまびきといって一番良い苗以外を抜いて育てます。約70日に収穫します。1本2kg位大きくなります。大根は1年中出回りますが旬は冬で11月から2月が甘味があり実が引き締まっておいしくいただけます。大根はおでん等の煮物に使われるほか、すりおろして肉や魚と一緒に食べたり、細く切ってお刺身と一緒に食べたり色々な食べ方がある野菜です。中国、韓国を通して日本に1,309年前頃に伝わったとされています。大根の種は腐りやすいため化石として残りずらいことがあり遺跡から発掘するのが難しいようです。大根はほとんどが水分ですがきれいな肌をつくるビタミンCが多く含まれています。大根の葉は捨ててしまう人が多いですが、にんじんに多く含まれるベーターカロテンが多く含まれているので、小さく刻んで料理に使うと良いです。


11月18日

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ご飯 牛乳 もかさめの紅葉焼き のっぺい汁 柿

 のっぺい汁に使っている根菜についてお話しします。のっぺい汁は根菜のごぼう、にんじん、大根、れんこん、カブなどを使ってとろみをつけた汁物です。土に埋まっている部分を食べる野菜を根菜と呼びます。さつまいもやじゃがいも、里芋も土の中に埋まっていますが野菜ではなくいも類です。給食では、にんじん、ごぼう、大根などの根菜をよく使いますが根菜は基本的に秋、冬が旬です。お腹のおそうじをする食物せんいが多いのが特徴です。

11月17日

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ソイドッグ 牛乳 鶏肉とキャベツのスープ フルーツポンチ

 フルーツポンチは98年前に私たちの住む東京の銀座にあるフ千疋屋(せんびきや)というフルーツパーラーの社長さんが考えて作ったデザートです。秋が過ぎるとお客様が減ることに頭を悩ませた社長さんが冬にお客様を呼べるデザートとして、ヨーロッパでよく飲まれているお酒に果物を何種類か細かく刻んでお酒に入れて作ってみました。お酒が入っていたことから冬に食べると体が温まりこのデザートは大人気になりました。お酒のことをパンチというため始めはフルーツパンチという名前をつけようと思っていたそうですが、フルーツポンチと言う名前にしたそうです。フルーツポンチは生の果物や缶詰の果物また寒天なども入れシロップや炭酸水等が少なく主に果物を楽しむデザートです。

11月16日

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五目かけうどん 牛乳 スティックスイートポテト

 スティックスイートポテトはハチミツ、水あめを使って作りました。今日は水あめについてお話しします。水あめは昔ながらの方法で作ったものは米を炊いてお粥状にしたものに麦芽を加えることで、その麦芽糖の酵素の働きによって糖を加水分解した後、ろ過し製したものです。この方法で作られたものは原材料表示に「米水あめ、麦芽水あめ」と表記されています。一方、工業的に大量生産された水あめは、とうもろこしから作られたコーンスターチに酸や酵素を使い精製、濃縮されたものです。この方法で作られたものは「水あめ」という表示になっています。

11月15日

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七五三行事食 鮭ちらし寿司  リンゴジュース  かき玉汁

 今日は七五三のお祝いということから給食で鮭のちらし寿司を作りました。今日はちらし寿司に使っている鮭についてお話しします。
鮭は70〜80センチ位の長さで、70種類もある、とても種類の多い魚です。ふつう鮭というとシロサケのことをいいます。特に体をつくる、たんぱく質が他の魚よりすぐれています。また鮭の脂肪にはドコサヘキサエン酸とエイコサペンタエン酸という脂肪が多くふくまれていて、これらの脂肪には学習や記憶能力を高くしたり、血液をサラサラにする働きがあり健康にとてもよいです。
鮭の旬は9〜11月の秋で、秋の味覚を代表する魚です。川から海へ出て成魚となり卵を産むため再び川に戻ります。川に戻って来る途中の時が脂がのっておいしいといわれています。鮭の身はエビやカニをエサにしているうちに赤くなります。とれる海は北海道、岩手、宮城などの東北地方です。

11月12日

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フィッシュバーガー 牛乳 白菜スープ みかん

 フィッシュバーガーに使っている白身魚はスケトウダラという1mもある大きな魚で冬が旬です。タラは漢字で魚へんに雪と書きますが雪のように身が白いことからこの名前が付きました。フランス、イギリス、スペインなどヨーロッパをはじめ世界中で好まれています。タラは筋肉をつくるのに必要なタンパク質を多く含み、脂肪が少なく、その脂肪も脳の細胞をよくする働きがあり、成長期の児童におすすめの魚です。おむすびやお茶漬けまたはパスタなどに使うタラコはスケトウダラの卵巣を塩漬けしたものです。またメンタイコはタラコを赤唐辛子やみりんなどを混ぜた調味液に浸けた物です。韓国ではスケトウダラのことをミョンテと呼ぶため、それがなまってメンタイとなりその子どもなのでメンタイコと呼ばれるようになりました。

11月11日

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秋野菜カレーライス 牛乳 茎わかめサラダ

 秋野菜カレーに使っているブロッコリーについてお話しします。ブロッコリーの旬は11月から3月頃までです。ブロッコリーはキャベツの仲間で、カリフラワーの突然変異から生まれた野菜です。私たちが食べているのは花の部分です。
大昔からブロッコリーは食べられていましたが、220前頃にイタリアからアメリカに移り住んだ人が伝え、日本へは明治時代初期にカリフラワーと一緒に伝わりました。日本では北海道、愛知県、埼玉県で多く作られています。ブロッコリーの栄養はガンを防ぐベーターカロテン、これはキャベツの16倍、ストレスに効果大のビタミンCはレモンの2.5倍とビタミン類の含有量が高いです。ちなみにアメリカではブロッコリーは健康野菜の第一位に選ばれています。

11月8日

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回鍋肉丼 牛乳 バンサンスー 黄桃缶

 ホイコーローは中国の四川省の料理として有名です。ホイコーローは漢字で回す鍋の肉と書きますが、これは豚肉を大きいまま茹でた後、薄く切ってから再び鍋に入れ、他の食材と鍋の中で回しながら炒めるため、この名前がつきました。味付けはオイスターソースと言って海の幸の牡蠣を煮た汁に砂糖、澱粉、塩等を加えて作ったソースや空豆と唐辛子を発酵させて作った豆板醤という辛い調味料などを使っています。豆板醤は疲れをとったり、肥満を防いだり、胃腸の働きを整える効果があり健康に良いです。中華料理や韓国料理によく使われるピリ辛の調味料で給食でもよく使っています。


11月9日

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ご飯 牛乳 骨太ふりかけ 和風卵焼き お浸し

 給食のご飯は栄養を考え毎回、米だけでなく押し麦を入れて炊いています。普通の米より押し麦は高栄養だからです。押し麦は大麦をローラーにかけて潰しますが、潰すことでふっくらと仕上がります。押し麦は大腸のクリーニングをする食物せんい、骨や歯をつくるカルシウム、疲れをとるビタミンB1,美肌をつくるビタミンB2など健康によい栄養素がいっぱい含まれています。かの有名な江戸時代の天下人の徳川家康が、その当時の人の寿命が37〜38歳位だった江戸初期に、75歳まで長生きをした秘訣に麦飯が上げられています。大麦の栄養価の高さを家康は知っており麦飯にこだわったようです。
ご飯を炊く時に麦を入れた食生活をお試しになってみませんか。

11月10日

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みそラーメン 牛乳 大豆とポテトフライ
 
 白菜の美味しい季節になりました。白菜は本来は冬野菜なので暑さに弱く、夏に出ている白菜は長野県などの高原で栽培されています。11月を過ぎて畑で霜にあたることで繊維が柔らかくなり、甘味が増し美味しくなります。白菜は昔、中国で栽培されていたカブの仲間が青梗菜と交わり生まれたアジアの代表的な野菜です。英語ではチャイニーズキャベツと呼ばれています。中国では大根や豆腐と合わせて健康に良いとされています。
116年前頃、中国から種を持ち帰り日本で栽培されるようになりましたが、栽培が難しかったため95年前頃から本格的に栽培されるようになりました。白菜の栄養は風邪の予防をして抵抗力をつけるビタミンC,むくみをとるカリウム、緑の濃い部分にはガンを防ぐベーターカロテン、お腹のクリーニングをする食物繊維など栄養たっぷりです。鍋物等に使うと沢山食べられるのでおすすめします。

11月5日

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ココアパン 牛乳 じゃがいもとほうれん草のグラタン 大根サラダ

 ココアはお菓子や飲み物として使われる食品ですが、体に良い効果がたくさんあります。冬になると暖かい飲み物が恋しくなりますが何とココアには温まりの時間がとても長く続くいという実験のデータがあります。これからの寒い時期に学校に行く前に朝ご飯の時などに飲むと良いですね。また、おなかのお掃除をする食べ物として、よくごぼうが上げられますが、何とココアの方がおなかのお掃除をする食物せんいが沢山含まれています。また、ココアにはポリフェノールという成分が沢山含まれておりガンを予防したり、インフルエンザなどの感染症の予防の働きもあります。そのほかテオブロミンという成分も含んでおり、これは集中力や記憶力を高めたり、ストレスをなくしリラックスする効果があります。ココアを飲むとホッとした気分になり心が満たされます。おうちでも幸せ効果があるココアを飲むことをおすすめします。

11月4日

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じゃこ入り青菜ご飯 牛乳 イナダの醤油麹焼き みそ汁

 ブリは成長段階で、呼び名が変わります。
もじゃこ :(稚魚)6〜7cm程度
わかし : 35cm以下
イナダ : 35〜60cm程度
わらさ : 60〜80cm
ブリ : 80c以上

単に大きさが違うだけでなく味わいや旬の時期なども異なります。ブリは寒ブリという呼び名からも分かる通り旬が冬ですが、今日、使用したイナダは夏から秋頃に多く獲れます。今日はイナダを醤油麹に浸けて焼きました。


11月2日

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鮭とわかめのご飯  牛乳  菊花蒸し せんべい汁

 せんべい汁は東北にある青森県の八戸という町に伝わる郷土料理として有名です。江戸時代後期の天保の大飢饉の時代に八戸で生まれたと言われています。もともと八戸は北東から吹く「やませ」という風の影響で稲作が困難でした。そこで小麦粉に塩と水を入れて鉄で作った型に入れて丸く焼いたせんべいを作り料理に使っていました。このせんべいを汁物や鍋物の料理の最後に割って入れたのがせんべい汁です。このせんべいは南部かやきせんべいと言って汁物に入れてもドロドロにならず、もちっとした食感に作られています。


11月1日

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チャーハン 牛乳 みそワンタンスープ りんご

 味噌は私たちの食事に欠かせない、そして日本人の健康を支えてきた栄養豊かな発酵食品です。味噌は昔、中国で作られた麹と塩、肉や魚、麦などを漬けこんだ調味料です。それが日本に伝わり1,321年前に味噌らしい「みしょう」という文字が記録されており、これがその後「みしょ」「みそ」と変化して言ったと言われています。味噌は昔、今のように調味料として使うものではなく、食べ物につけたり、なめたりして、そのまま食べていました。また普通の庶民の口には入らず地位の高い人の給料や贈り物として使われていました。鎌倉時代になると中国から日本へ来た僧侶の影響で味噌汁が庶民にも利用されるようになりました。室町時代になると農家の人が自分で大豆から味噌を作るようになりました。江戸時代になると三河や仙台から味噌がたくさん江戸に送られ味噌屋は大繁盛しました。味噌汁が庶民の味となって生活に馴染んでいきました。味噌は畑の肉と言われる大豆を発酵させて作る栄養食品です。ご家庭でも健康食品の味噌汁を食べることをおすすめします。


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