子どもたちの学校生活の様子です♪ご覧ください☆

7月16日

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スパゲッティシーフードトマトソース 牛乳 ビーンズサラダ

 麺類の大好きな児童ですが今日のスパゲッティシーフードトマトソースも好評でした。トマトの美味しい季節です。トマトは夏野菜の王様です。ヨーロッパではトマトが赤くなると医者が青くなると言うことわざがあるほどです。トマトには免疫力を高めるリコピンが豊富に含まれています。トマトの赤い色がリコピンです。リコピンは紫外線が原因で起こるシミの予防や美白効果も期待できます。リコピンは生のまま摂取しても吸収されにくいため、すりつぶしてジュースにしたり、加熱調理することでリコピンが吸収しやすくなります。このほかストレスを和らげたり、鉄の吸収を促進したりするビタミンCも多く含まれています。赤く熟しているものほど栄養価が高いです。夏が旬のトマトを健康のために食べることをお薦めします。

7月15日

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ご飯 牛乳 ハガツオのごま三味焼き 冬瓜汁 おかか和え

 冬瓜は冬の瓜と書きますが夏が旬の野菜です。涼しいところに置くと冬までもつため冬瓜と呼ばれるようになりました。水分を多く含んでいてクセがなく煮物や汁物など様々な料理に使われる野菜です。冬瓜には水分が多く含まれているので暑い夏に体を冷やす効果があり熱中症を防ぎます。また、カリウムを多く含んでいるため体内の塩分を尿中に排泄する効果もあります。ウイルスや細菌の侵入を予防するビタミンCも多く含んでいます。冬瓜の皮や種にも栄養があるため料理に有効的に使用し美味しくいただいてください。

7月14日

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ご飯 牛乳 豆腐の中華煮 バンサンスー

 豆腐を初めて作ったのは中国です。中国で初めて皇帝になったリュウアンと言う人が不老不死の料理を研究させていた時に偶然生まれたのが豆腐だという伝説が残っています。中国では豆腐を生で食べず油で炒めるため日本の豆腐より硬く作られています。日本には僧侶を通して440年前頃伝えられ、その後全国に広まりました。大正時代から昭和時代の第二次世界大戦前にかけては一つの町に一軒ずつ豆腐製造業者があるほど広く庶民の食べ物になっていました。大豆は畑の肉といわれるほどタンパク質を多く含むほか、カルシウム、鉄等も多く含まれいる栄養食品です。

7月13日

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ご飯 牛乳 鰯のにんにくみそ焼き 野菜の炒め煮

 鰯は日本の海の周りでよくとれる魚の種類の一つです。刺身や塩焼き各地の郷土料理等にもたくさん使われています。日本の海でとれる鰯は3種類です。マイワシは刺身に小さいウルメイワシは煮干しや干物に、ほっそりした小さいカタクチイワシはアンチョビやオイルサーディンに、そしてイワシの稚魚はしらす干しやちりめんじゃことして食べられています。骨や歯をつくるカルシウムが多く(特に丸ごと食べられるしらす干しやちりめんじゃこ等)、血液をサラサラにしたり、記憶力を高める脂肪を多く含む健康食品です。

7月12日

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アーモンドトースト 牛乳 コーンチャウダー コールスローサラダ

 とうもろこしの美味しい季節です。とうもろこしは6月から9月中旬くらいまでが旬の野菜です。実は日本ではとうもろこしは野菜にカウントされていますが、米、麦と同様、世界3大穀物の1つです。日本では摂取量が少ないため野菜にカウントされます。とうもろこしの歴史は古く紀元前5,000年頃までには大規模に栽培されるようになり南北アメリカ大陸の主要農産物となっていました。1,492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見した時にとうもろこしを持ち帰りヨーロッパに広まりました。日本へは1,573年から1,591年頃にポルトガル人によって長崎にもたらされたとあります。18世紀末に北海道に伝わり明治時代以降栽培が始まりました。現在でも北海道は日本1位の生産量です。収穫後の変質や呼吸による消耗が激しいため、数時間で食味が落ちるため、すぐに加熱することが望ましいです。疲れを防ぐビタミンB1,お腹のクリーニングをする食物繊維、むくみをとるカリウム等を多く含み昔から薬としても使われていました。健康によいのでおやつ等にお召し上がりになることをお薦めします。

7月9日

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板橋区産ポテトの麻婆丼 牛乳 中華サラダ メロン

 地元板橋区の農業生産者産の方の育てたじゃがいもを使って麻婆じゃがを作りました。コロコロ切りした、じゃがいもを油で素揚げし麻婆豆腐と同じように作ります。児童にも大好評でした。
 メロンがおいしい季節です。今日のデザートはメロンでした。メロンは4月から10月までと長い期間出回ります。甘くて美味しいですが、元々はスイカと同じ野菜のウリ科です。高血圧の人に多い、ナトリウムを排出するカリウムを多く含み体温を下げる働きもあり夏バテ予防に効果があります。メロンの歴史は古く、インドで4,000年前に栽培していたという記録があります。日本では2,000年以上前の弥生時代の遺跡からメロンと同じマクワウリの種が発見されています。近年は温室栽培になったことや品種の改良が進み1年中美味しいメロンが食べられるようになりました。

7月8日

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チャーハン 牛乳 卵スープ きゅうりともやしのピリ辛

 もやしは給食における使用頻度の高い食材の一つです。その理由としてもやしは水耕栽培のため旬がなく一年中あるので価格が安定していることや意外にも様々な栄養素を含んでいるからです。疲れをとるビタミンB1,アスパラギン酸、お腹のクリーニングをする食物繊維なども含まれています。ひげの部分に食物繊維が多いのでとらずに調理することをお薦めします。日本で最も食べられているもやしは緑豆もやしと言って中国の豆から作られるもやしで春雨の材料になっているものです。白くて太い茎が特徴でみずみずしくくせがないためどんな料理にも合います。もやしを料理する時のポイントがあります。短時間で洗い、茹でる時は水から茹でそのまま冷ますとシャキシャキ感が残ります、お試しください。

7月7日

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五目ちらし寿司 ドリンクリザーブ給食(オレンジジュース、りんごジュース)
焼きししゃも 七夕汁

 今日は七夕ですので行事食メニューにしました。七夕汁にはそうめんを入れ野菜は短冊に見立て短冊切り、おくらは星に見立て切り方もこだわりました。また、ドリンクリザーブ(自分の好きな飲み物を予約する)を取り入れて楽しみました。
七夕にそうめんを食べると健康に過ごす事が出来ると言われています。その由来については諸説ありますが中国で7月7日に索餅(さくべい)と呼ばれる網のように編んだ小麦粉の菓子を食べて無病息災を願う風習があったことや、そうめんが天の川のように見えることから行事食として食べられるようになったと言われています。今日の七夕のように給食では食文化の伝承を大切にしています。

7月6日

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ホットチリドッグ 牛乳 キャベツとじゃがいものスープ煮 フルーツヨーグルト

 チリミートドッグは辛口のチリミートをかけたホットドッグです。ソーセージはドイツで生まれたものですがドイツからアメリカに移住してきた人々が161年前にソーセージを売る時に温めたソーセージを手でそのまま持つと熱いためパンに挟んで売ったことがホットドッグの始まりと言われています。ホットドッグに挟むソーセージはドイツのフランクフルトで生まれたフランクフルターソーセージだったため、当時はホットドッグはフランクフルターと言っていました。その後アメリカの野球場でフランクフルターが犬のダックスフンドに似ているところからダックスフンドソーセージと呼ばれて売られていましたが、漫画家のタッド・ドーガンと言う人がこの名前が長すぎるため間違ってホットドッグと新聞に記載してしまいました。その名前がアメリカ中に広まりホットドッグと呼ばれるようになりました。

 一昨年のコロナ禍以降、給食の時間は前向きで黙食というスタイルでの食事をしています。この閉塞感のある給食の時間にささやかな喜びをということから1クラス5個ラッキーハートにんじんなるハート型にしたにんじんをチリミートドッグに入れてお届けしました。児童はラッキーハートにんじんをワクワクドキドキ感で楽しんでくれたようです。

7月5日

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ご飯 牛乳 鶏肉の塩葱ソース もずく汁 土佐酢和え

 もずくはわかめ等と同じ海藻類です。主に熱帯から温帯の浅い海に分布します。日本沿岸では冬から春にかけて光が届く潮下帯に生えますが夏には他の海藻類と同様に枯れてしまいます。ホンダワラ等他の褐藻類に付着することから「藻付く」という名がついたと言われています。日本の95%は沖縄県産で、約9割が養殖です。噛むとわかめのような歯触りとヌルヌルとした食感があります。このヌルヌルにフコダインという成分が含まれています。フコダインはガンの予防、コレステロールの低下、大腸のクリーニング効果があります。もずくは酢と一緒に食べると代謝が活発になり脂肪や糖分が燃焼しやすくなり毛髪や美肌にも効果があり、低カロリーで健康維持におすすめです。

7月2日

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五目かけうどん 牛乳 大豆とポテトのフライ 小玉すいか

 小玉すいかは普通のすいかを63年前に品種の改良をして作られたものです。皮が薄く全体的に甘味があるのが特徴です。すいかは英語でウオーターメロンと呼ばれているように90%が水分ですが、疲れをとるビタミンB1やストレスを予防するビタミンCも含まれているため夏バテ予防にもなります。また、むくみに良いといわれるカリウムも多く含まれているため利尿作用が期待できます。旬は5月から8月頃までです。さて、すいかは野菜だと言うことをご存じですか。木から収穫するものは果物、田畑から収穫するものは野菜のため、すいかは野菜となります。農林水産省では、すいかは果物としての要素もあるので果実的野菜として扱っています。
小玉すいかの名前の由来は63年前にちょうど東海道新幹線のこだまが開通したこともありその名がついたと言われています。

7月1日

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ご飯 牛乳 ふりかけ ツナ入り卵焼き 鶏肉と豆腐のすまし汁

 ふりかけはご飯にふりかけて食べて使う粉末状、粒子状あるいはそぼろ状の調味料的副食物のことです。食事に際して調理するのではなく作り置きの常備菜に類するものです。
全国ふりかけ協会ではふりかけの定義を水産物、農産物、畜産物などの内一種または複数種を調味乾燥しまた、これに海苔、ごま、調味料、その他を混合、主として主食その他にふりかけて食する副食としています。ふりかけの起源をたどりますと鎌倉時代にさかのぼり「厨事類記」という料理書に鯛、鮭、サメ、鰹等の肉を細かく切り塩干ししてご飯にかけて食べたとあり、これが日本で初めて食べたふりかけと言われています。昔、ふりかけは米を作る地域では豆類、海の近くの地域では魚類を使って作る傾向がありました。全国ふりかけ協会では熊本県で瓶入りで売った「ご飯の友」というものを、ふりかけの元祖として認定したとあります。58年前に「のりたま」なるふりかけが爆発的人気を呼んでからふりかけは大人向けの高級食材から子どもに受け入れられる大衆向け食材へと変化してゆきました。今日、給食では粉鰹とごまに醤油、みりん、酒、砂糖を加えたふりかけを作りましたが児童に好評でした。

6月30日

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かおりご飯 牛乳 ホキのカレー焼き けんちん汁 冷凍みかん

 けんちん汁は鎌倉市の郷土料理として有名です。ごぼう、にんじん、大根、里芋、こんにゃく、豆腐、油揚げ等をごま油で炒めた醤油味のすまし汁です。ちなみに豆腐は手でくずして入れるのがポイントです。精進料理ということから、出汁も肉や魚を使わず、きのこや昆布で出汁をとります。けんちん汁は835年前から始まった鎌倉時代に鎌倉に作られた建長寺の僧侶が作ったところから建長寺がなまって、けんちん汁と名前がついたという説、もう一つは刻んだ野菜と豆腐を炒め油揚げや湯葉でくるんで油で揚げた巻繊(けんちん)と呼ばれる中国料理に由来すると言う説があります。 

6月29日

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 トースト 牛乳 チキンクリームスープ 10品目サラダ

 トーストはスライスした食パンにバターを塗ってオーブンで焼いたものです。トーストは今でこそ一般家庭になじんでいますが、日本で初めて作られたのは113年前の明治41年です。その時に紹介されたものはチーズ入りスクランブルエッグをパンにのせて焼いたトースト、また、炒めたハムをオムレツに入れてパンにのせて焼いたトースト、ミルククリームをたらして焼いたトースト等です。当時としては高価な料理の1品だったことでしょう。

10品目サラダはその名の通り、10種類の食材を入れたサラダです。キャベツ、キュウリ、水菜、コーン、大根、もやし、パプリカ、ひじき、赤インゲン豆、白ごまの10種類です。野菜や豆類は病気を防ぐビタミンAやC、大腸のクリーニングをする食物繊維等を多く含み健康効果大です。

6月28日

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チンジャオロースー丼 牛乳 サイコロサラダ
 
 チンジャオロースーは中国料理の中で日本で最もよく食べられているメニューの一つです。青椒肉糸のチンはピーマン、ローは豚肉、スーは細切りという意味でピーマンと豚肉の細切り炒めのことを言います。青椒肉糸は中国の貴州省、湖南省で240年前頃に初めて食べられ122年前頃に四川省、湖南省で定着した料理です。貴州省、湖南省は雨の量が多く湿度が高い山中にあり油や塩が交通事情により手に入りにくく食べ物の味がしない問題を抱えていました。流通する食材に限りがあったため、この頃、中国全土で唐辛子の栽培が開始され、その唐辛子を使い豚肉と炒めて新しい料理の青椒肉糸が誕生しました。その後、ピーマンが出回るようになり現代ではピーマンを用いた青椒肉糸が主流となっています。中国だけでなく、今や世界中でポピュラーな中華料理として人気の高い料理です。

6月24日

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ご飯 マスカットジョア めばるの長葱ソースかけ じゃこと海藻サラダ かき玉汁

 めばるは耳慣れない魚だと思います。冬から春にかけてが美味しいので春告げ魚とも呼ばれています。脂肪が少なくあっさりした味をしています。北海道から九州の沿岸の岩礁域に棲息しています。給食ではめばるをオーブンで焼いて長葱を使い酢味の甘じょっぱいタレをかけて提供しました。

6月25日

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ビーンズカレー 牛乳 和風サラダ

 今日のビーンズカレーは大豆とひよこ豆を使って作りました。ひよこ豆はひよこに似ていることからこの名前が付きました。別の名前をガルバンゾ、エジプト豆、チャナ豆とも呼ばれています。7,500年前頃からトルコで栽培され4,000年前頃インドに伝わりましたが古代ローマやエジプト等世界の色々な国で食べられていた豆です。煮物やスープ、パスタ料理、サラダ等多岐に渡った料理に使われています。タンパク質、食物繊維を多く含んでいます。

6月23日

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ケバブサンド 牛乳 トゥルル メロン

 今日は二品ともトルコ料理です。トルコ料理は中国料理、フランス料理に続く世界3大料理の一つですが、私たちはトルコ料理を口にすることがあまりないと思います。トルコ料理の特徴は羊肉を中心とした肉料理です。海に近い地域では魚もよく食べます。野菜は玉葱、なす、トマト、きゅうり等、その他、豆類、ヨーグルト、ナッツ類、オリーブ油等が多く使われます。宗教上の理由から豚肉は食べません。ケバブは焼き肉を意味し焼き肉と野菜をパンにサンドした料理です。もう一つのトゥルルは玉葱、にんじん、なす、いんげん、ボイルトマトのごった煮です。今日はトルコ料理のオンパレードでした。

6月22日

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和風スープbスパゲッティ 牛乳 ポテトのチーズ焼き

 和風スープスパゲッティは児童に好評の主食の1つです。もう1つのポテトのチーズ焼きも好評でした。ところで、チーズはいつ頃から食べられていたのでしょうか。
約4,000年前のアラビアで羊の胃袋で作った水筒に羊の乳を入れラクダの背中にくくり付け乳を飲もうとしたところ水っぽい液体と白い固まりだけで、その固まりを食べてみると何とも言えない美味しい味だったと言う偶然の出来事からチーズが出来たとされています。羊の胃の中にはレンニンと言う酵素がありラクダが歩いている間に乳が揺れて固められチーズになりました。この時の事が何千年経った今のチーズ作りにも生かされているそうです。骨や歯を作るカルシウムの豊富なチーズは成長期の児童にもってこいの食品です。

6月21日

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あぶ玉丼 牛乳 野菜のアーモンド和え

 油揚げと卵の丼をあぶたま丼と言いますが、児童にあぶたま丼は好評です。
大豆の加工品はたくさんありますが、油揚げもその内の一つです。油揚げは、その昔ポルトガルの天ぷらが伝わった時に、豆腐を油で揚げたことが始まりと言われており、当時は豆腐揚げと言われていましたは
油揚げとなったのは江戸時代になってからです。江戸時代初期は大豆が五穀の一つということから徳川の将軍が贅沢品と見なし農民に対し豆腐の製造等を禁止していました。例外としてお正月やお盆などの特別な日に限り許されていました。江戸の中期になると庶民にも手が届くようになり油の普及に伴い天ぷらの人気が高まり、油揚げも庶民に急速に広まりました。
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