子どもたちの学校生活の様子です♪ご覧ください☆

10月5日

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ひじきご飯 牛乳 鰤の照り焼き けんちん汁

 けんちん汁は鎌倉にある建長寺の僧侶が考案した事から、けんちん汁と呼ばれるようになりました。そのけんちん汁に今が旬の里芋を使っています。
里芋は昔、家の芋、畑芋と呼ばれていましたが、いつの頃からか山に出来る山芋に対して里に作る芋という意味から里芋と呼ぶようになりました。里芋は親芋から小芋、孫芋と、どんどん増えていくのでおめでたい食べ物として使われ、お正月やお祭りのごちそうにも出てきます。里芋の歴史は古く5,000年前頃インドで既に栽培され日本には中国を経由して伝わりました。お腹のクリーニングをする食物繊維が豊富です。


9月30日

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大豆入りジャージャー麺 牛乳 ひじきサラダ(あまつっこ給食)

 ジャージャー麺は中国の家庭料理として有名です。豚挽肉や筍、干し椎茸等をみじん切りにして、みそや豆板醤などの調味料を使い、みそだれを作ります。茹でた中華麺にみそだれをかけていただきます。中国の味付けはピリ辛ですが、日本は甘味のある味付けです。今日の給食はみそだれに茹で大豆のみじん切りも加え味と共に栄養価もアップしています。

9月29日

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ご飯 牛乳 鯖の香り焼き もずく汁 アーモンド和え

 長葱は薬味、汁物、鍋物等の様々な料理に使われる野菜です。今日のもずく汁にも使っています。長葱は一年中出回っていますが今、出回っているのは秋冬ネギと言って10月から3月頃までが旬です。主に千葉県や、埼玉県で栽培されています。長葱は700年前頃に伝わり、日本中で栽培されていました。緑の濃い部分はベーターカロテンが多く、あらゆる病気を防ぐ働きが有ります。昔から風邪をひいた時に焼いたネギを喉にあてたり、ネギを食べると良いと伝えられているほど薬効効果が高いです。ネギの辛いところは硫化アリルと言う成分で解熱効果や殺菌効果があります。

9月28日

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レーズントースト 牛乳 チキンクリームスープ コーンサラダ

 レーズンはドライフルーツの1つです。レーズンには健康効果の高いミネラルがたくさん含まれています。貧血予防をする鉄分、大腸のクリーニングをする食物繊維、肝臓の脂肪を溜まりにくくするビタミンB6,骨や歯をつくるカルシウムなどです。そして何よりレーズンの良いところは調理をしなくてもそれらの栄養素を摂れる事です。また、最近レーズンは口の中の病原菌を減少させる事が解明され虫歯予防に効果があり最適なおやつと言われています。レーズンの発見は2.000年前頃と言われています。木になったまま自然に乾燥していたぶどうを見つけたことでレーズンの歴史が始まりました。スペイン、ギリシャ、イランなどでぶどうの栽培、レーズンを作っていました。当時は薬としても使われていました。
220年前頃のアメリカではレーズン用のぶどうの栽培はマスカットが多く使われていましたが、皮を破って種を取り出さなくてはならず、その作業は大変でした。種なしのぶどうの開発という課題に答えをもたらしたのはウイリアム・トンプソンです。種がなく、皮が薄く、甘くて美味しいトンプソン・シードレス(種なし)なるレーズン用ぶどうが開発され、この時から大規模生産が可能となりました。現在カリフォルニアレーズンの多くはビニフェラ種のナチュラル・シードレスぶどうから作られています。日本に輸入されるレーズンのほとんどはカリフォルニアレーズンです。ぶどう1kgからできるレーズンはたったの200gです。大自然の恵みを凝縮した健康効果の高い栄養たっぷりのレーズンを毎日食べる事をおすすめします。

9月24日

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ご飯 牛乳 ししゃものピリ辛焼き みそ汁 野菜のごま和え

 みそ汁は私たち日本人にとってなくてはならないものですが、みそは中国から1,400年前頃伝わったとされています。みそは元々、寺院や貴族階級に珍重されるほど贅沢品、貴重な食品でみそ汁として調理されることは少なくおかずや薬として利用されていました。鎌倉時代に一汁一菜という武士の食事習慣が確立し、みそ汁という形で食べる方法が流行してからのことです。室町時代には大豆の生産が増え、みそ汁が庶民の間に浸透しただけでなく今に伝わるみそ料理のほとんどがこの時代に作られ始めました。みその自家醸造も始まりました。戦国時代になると武田信玄、伊達政宗などの武将が米とみそを携帯し、戦いに備えみそづくりを奨励しました。伊達政宗はみそ蔵という日本で初めてのみそ工場を建設しました。こうした背景から戦国武将の出身地にはみそどころが多いといわれています。
 

9月22日

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黒砂糖コッペ 牛乳 ビーンズオムレツ 野菜スープ りんご

 砂糖は主に沖縄などの暖かいところで栽培されているサトウキビの茎から、そして北海道など寒いところで栽培されているテンサイの根から作られます。現在の日本のシェアは7割がサトウキビから、3割がテンサイから作ったものです。
黒砂糖も白砂糖も原材料は同じですが、その作業工程が異なります。白砂糖は黒砂糖が作られる工程で糖蜜ができた段階で遠心分離機にかけて糖蜜を分解してから砂糖の結晶を残し不純物を取り除きます。黒砂糖は煮詰めたサトウキビの絞り汁をそのまま固めて作るため栄養そのものを凝縮しています。黒砂糖のカルシウムは白砂糖の2.5倍、鉄分は5倍もあり白砂糖は全くありません。また、味に深みがあり、甘味も白砂糖より抑えられています。
今日のパンはその黒砂糖を使ったものです。

9月21日

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子狐ご飯 牛乳 かき玉汁 お月見団子

 今日21日は十五夜です。正しくは中秋の名月と言います。9月、10月は空が澄み一年中で月が一番美しいとされていたため昔の人は、この日の月を大切にしてきました。
十五夜の日に米の収穫を感謝し、米を粉にして月のように丸い形をした団子を月にお供えしたのが月見団子です。供える数は十五夜にちなんで15個です。この月が芋名月とも言われていることから里芋に似ている形の団子を作る地域も有ります。団子と一緒に里芋や秋の果物、お神酒をお供えし、すすきを飾ります。
十五夜に月見をするお祭りは中国から伝わり、千年前の貴族は、この日に船に乗り、水に映る月を見て楽しんだそうです。
給食では今日、かぼちゃを白玉粉に混ぜて黄色い団子を作りました。まろやかな団子は児童に好評でした。

9月17日

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冷やしごまだれうどん 牛乳 ポテトのチーズ焼き サンプルーン

 チーズの歴史は古く6,500年以上前に遡ります。砂漠を旅する人が羊の胃袋を干して作った水筒に山羊の乳を入れラクダの背中に積んで歩いているうち夕方になり,その乳を飲もうとしたところ水筒の中から透明な水と白い固まりがありました。それがチーズのはじまりと言われています。チーズは偶然できた自然からの贈り物です。
その後トルコからギリシャ、ローマ等に伝わり日本へは1,300年前頃に伝わったと言われています。その種類たるや1,000と言われています。チーズはカルシウムが豊富です。チーズ1切れ20gで200mlの牛乳の約1/2の126gのカルシウムがとれます。但し塩分が多いため食べ過ぎは禁物です。

9月16日

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さつまいもご飯 牛乳 もうかさめの西京味噌焼き 吉野汁 甘辛お浸し

 さつまいもは9月から11月頃に収穫されますが、その後2ヶ月ほど貯蔵庫で保存し水分を飛ばすことにより甘味が増しより美味しくなります。
さつまいもは沖縄県では唐芋、鹿児島県では琉球芋、関東では薩摩芋と呼ばれています。これはさつまいもが伝わってきた地方の名前を付けたからです。今から289年前に起きた亨保の大飢饉は西日本に大きな被害をもたらしましたがこの時蘭学者の青木昆陽が徳川吉宗よりさつまいも試作の命を受け栽培を普及させ多くの命を救ったとされています。
さつまいもはエネルギーのもとのみならずがんを予防するベーターカロテン、お腹のクリーニングをする食物繊維などを豊富に含み健康効果大です。シンプルに電子レンジで加熱しても十分美味しくいただけます。

9月15日

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パインパン 牛乳 岩三沢市産かぼちゃのグラタン フレンチサラダ

 かぼちゃは5月から9月までが旬の代表的な緑黄色野菜です。かぼちゃは皮が硬いため丸ごと保存しておけます。夏のかぼちゃを冬までとっておけるほどです。今日のかぼちゃは北海道の岩三沢市で収穫したかぼちゃです。日本にかぼちゃが伝えられたのは今から400年前頃です。カンボジアから伝えられたと思われていたためカンボジアがなまって、かぼちゃと呼ばれるようになったと言われています。かぼちゃはベーターカロテンを豊富に含んでいます。ベーターカロテンはガンを防いだり、粘膜を強くしたり、視力を良くしたりする働きがあり健康効果が高いです。種類は日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ。ペポかぼちゃの3種類です。現在最も日本で多く消費されているのは西洋かぼちゃです。世界で最も早くかぼちゃを栽培したのは南アメリカのメキシコ、グァテマラです。煮物、天ぷら、グラタンなどの料理や、パイ、プリンなどデザートにも幅広く使えるかぼちゃはすぐれものです。

9月14日

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かおりご飯 牛乳 野菜の旨煮 りっちゃんの元気サラダ

 野菜の旨煮には豚肉も使っています。豚肉は様々な料理に使われています。
豚はイノシシを祖先としますが、6,000年前のエジプトでは家庭で豚を飼育していたという記録が残っています。が、その当時は豚は食用ではなく麦などの種を踏み込む仕事の道具として使われていました。豚肉はタンパク質と共に疲労回復に効果のあるビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1が不足すると酵素をエネルギーに変える働きが鈍るため疲労感や倦怠感を覚えます。牛肉や鶏肉の10倍多く含まれています。疲れを感じた時はスタミナのつく豚肉をお薦めします。
りっちゃんの元気サラダは1年生の国語の教科書に載っているものです。りっちゃんが病気になったお母さんのために色々な材料を使って元気になるサラダを作る物語です。
給食でも糸昆布、花鰹、野菜等の8種類の材料を使って作りました。

9月13日

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チリビーンズライス  牛乳 こんにゃくサラダ

 こんにゃくはこんにゃくいもを粉にして炭酸ソーダ水溶液を混ぜてから煮て固めて作ります。こんにゃくはカロリーがほぼゼロという健康食品です。1,430年前頃に中国から伝わりましたが最初は砂払い(整腸)として薬効が目的でした。こんにゃくを食べるのは世界中で日本、中国、ミャンマー等のアジアの国だけでしたが、欧米で和食ブームが広がり近年、特にしらたきは低カロリーの健康的なパスタとして流行しています。アメリカではしらたきヌードル、イタリアでは乾燥しらたきがパスタの代用としてゼンパスタの名称でダイエット食品として販売されています。
こんにゃくの原料となるこんにゃくいもの収穫量は1位の群馬県が93%、2位が栃木県2.7%、3位が茨城県1.4%と北関東で97%が生産されています。未加工のこんにゃくいもは劇物のシュウ酸カルシウムが多いため下茹でしシュウ酸カルシウムを流出させる必要があります。
ヘルシーなこんにゃくをご家庭でも多岐に渡り料理にご活用なさってください。

9月10日

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トマトスパゲッティ 牛乳 アーモンド入りサラダ 不思議目玉焼き
 アーモンドは桜の木の仲間で3〜4月にかけて葉のない枝に桃色の花を咲かせます。木の高さは5〜6m位になります。アーモンドの歴史は古く今から6,000年前頃のメソポタミアの古代文明でも栽培されていました。3,300年前頃に古代エジプトのツタンカーメン王が亡くなった時は王のお墓にアーモンドを入れたと言う記録があるほど貴重な食べ物だったことが分かります。今、世界で最も栽培されているのはアメリカのカリフォルニア州で世界の80%を占めます。アーモンドの栄養素の約半分は脂肪です。が、その脂肪は良質な植物性脂肪で血液をサラサラにしたり、血圧を下げる働きがあります。でも、脂肪にはかわりありませんので食べ過ぎは禁物です。この他ミネラルやビタミン、食物繊維なども多く含まれており美肌効果、むくみ解消、肩こり改善、便秘の改善、貧血予防など様々な美容、健康効果が期待できます。1日あたり目安摂取量が女性20粒、男性22粒程度と考えられています。適量摂取をおすすめします。

9月9日

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菊花ご飯 牛乳 いかの香味焼き さつま汁 オレンジ
 
 秋は菊が美しい季節です。菊は観賞用と言って観る菊と食用菊と言って食べる菊があり9月から11月にかけて出回ります。食用菊は甘菊や料理菊と呼ばれ柔らかくて香りが良く苦みが少なく甘味があります。今日は黄色の食用菊を使った菊花ご飯を作りました。
 昔、中国では菊は長生きする花として漢方薬としても飲んでいたそうです。日本には1,300年前頃の奈良時代に中国から伝わりましたが、実際に食べるようになったのは320年前の江戸時代になってからです。菊には毒を消す効果やガンを防ぐ効果、血液をサラサラにする効果など健康に良い効果がたくさんあります。日本で生産量第1位は山形県です。今日の菊も山形県のものです。旬の菊を味わいながら菊花ご飯を食べてほしいと思います。

9月8日

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わかめご飯 牛乳 たらの北秋田産ガーリックソースかけ 卵とレタスのスープ

 今日は、唐揚げした鱈に北秋田産のすりおろした、にんにくを使ったソースをかけたものです。カリッと揚げた鱈にガーリックソースがよく合い好評でした。
にんにくは肉の臭み消しとして使用したり、一方ではスタミナ作用のある野菜です。中国料理、イタリア料理、フランス料理など様々な料理に使われています。その歴史は古く5,000年前頃のピラミッドを作る時の労働者にスタミナをつけるために食べさせていたと言われています。またエオベルス・パピルスと言う現存する最古の医学書には薬として記載されています。日本には1,200年前に伝わりましたが刺激が強すぎることなどから食用ではなく薬として使用されていました。その後も、にんにくは口臭、体臭が残ったりすることから好まれず、料理に多く使われるようになったのは第二次世界大戦後からです。日本における生産量第1位は青森県、第2位は香川県です。世界レベルでは中国で80%生産されています。

9月7日

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ご飯 牛乳 豆腐とえびの中華煮 切り干し大根入りサラダ

 日本でえびは縁起の良い食べ物の一つです。その理由は長いひげをもち、腰が丸まっているため健康で長生きをするという意味があります。このようなことからえびはお正月や日本の行事食に欠かせない食べ物でもあります。見た目も美しく鮮やかな赤い色が美しく料理が美しく見えます。ブラックタイガー、甘えび、くるまえび、桜えび、伊瀬えびなど世界には3,000種類いると言われています。桜えびは丸ごと食べられるので煮干しと同じ位カルシウムを含んでいます。脂肪が少なくタンパク質が多いので健康に良いです。


9月6日

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黄名粉トースト 牛乳 レンズ豆スープ 冷凍みかん

 黄名粉は大豆を煎って粉に挽いたものです。その色が黄色いため黄名粉と呼ばれるようになりました。青大豆を挽いたものはうぐいす粉、黒大豆を挽いたものは黒豆黄名粉と呼ばれています。黄名粉は1,300年前の奈良時代から食べられていましたが、当時は身分の高い方の食べ物で、江戸時代になってから一般庶民も食べられるようになり黄名粉を使ったお菓子が沢山作られるようになりました。今では和菓子になくてはならない存在です。黄名粉あめ、もち、クッキー、プリン、ヨーグルトなど多岐に渡り使えると共に美肌効果、血圧の正常化、便秘予防、貧血予防、アンチエイジング等の健康効果も高いです。ご家庭でも是非ご使用ください。

9月3日

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チンジャオロースー丼  牛乳 野菜の中華醤油和え 梨

 今日はデザートに今が旬の梨を出しました。梨の旬は8月から11月頃にかけてです。梨は和梨、中国梨、西洋梨の3種類があり世界中で栽培されています。梨の歴史は弥生時代に遡り、静岡県の登呂遺跡で種が発見されています。江戸時代に千葉県で100種類位の梨の栽培をしていましたが、現在も千葉県は日本1位の収穫量です。
梨はほとんどが水分ですが食物繊維が多く含まれているので大腸のクリーニングをしてくれます。

9月2日

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夏野菜カレー  牛乳  コールスローサラダ

 2学期の給食が今日から始まりました。元気な児童の声が再びかえってきました。
しばらくぶりの給食ということで、今日は児童の大好きなカレーライスでスタートしました。赤ピーマン、枝豆、トマト、カボチャ、コーンなどのカラフルな夏野菜をたっぷり使った栄養いっぱいのカレーライスです。

7月19日

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ごぼう入りドライカレー 牛乳 糸寒天入り海藻サラダ

 今日で1学期の給食が終了しました。1学期最後の給食は児童が大好きなカレーにしましたので、ほぼ完食でした。カレーライスは小学校、中学校の給食のメニューで常に上位を占めています。学校給食にカレーライスが出たのは45年前頃からです。それ以前は主食がパンだったため、カレーシチューとして出ていました。日本のカレーは18世紀にインドを植民地支配していたイギリス人が自国に持ち帰りイギリス風にアレンジしたものが日本に伝わり、さらに日本風にアレンジされたものが今日の日本のカレーのルーツになっています。カレーライスを実際に食べるようになったのは明治時代になってからです。今やカレーライスはラーメンと並んで日本人の国民食と言われるほど人気のメニューです。
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