子どもたちの学校生活の様子です♪ご覧ください☆

2月25日

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みそラーメン 牛乳 大豆とポテトのフライ ネーブル
 
 みそラーメンに入っているしょうがについてお話しします。しょうがは日本では生ですりおろしたり、お寿司にガリとして使ったりして食べますが、こうして食べるのは日本独特の食べ方で世界ではスパイスとして乾燥させて使っています。日本では主に四国にある高知県で作られていて旬は11月です。給食では臭み消しとして、また香りを良くするために、にんにくと同じくらい料理に使っています。ジンジャーエールもしょうがから作った飲み物ですね。しょうがは香りと辛味があるのが特徴の野菜です。しょうがの辛い成分はばい菌をやっつけ血液の流れを良くしたり、体を元気にしたりする効果があります。しょうがの歴史は古くインドでは2,500年前頃、薬に使ったり、食べたりしていました。日本には2,000年前に中国から伝わったとされています。昔ははじかみと呼ばれていいました。

2月24日

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わかめご飯 牛乳 あんかけ卵焼き 根菜汁

 今日の根菜汁には里芋も使っています。
里いもは昔「家の芋」「畑いも」などと呼ばれていましたが、いつの頃からか山にできる「山いも」に対して里に作るいもという意味から「里いも」と呼ぶようになりました。
里いもは親いもから子いも、孫いもと、どんどん増えていくので、おめでたい食べ物として使われお正月やお祭りのごちそうにもでてきます。里芋の皮をむくとかゆくなることがありますが、これは里いもの、ぬめりの中に皮膚を刺激するものが入っているためです。このぬめりは塩や酢を使うとなくなります。このぬめりには体によい働きがあります。里いもの旬は9月から11月頃です。

2月22日

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ツナドック 牛乳 白いんげん豆のクリームスープ りんご

 ツナは鮪や鰹を油漬けして缶詰めにしたものです。シーチキンなどと呼ばれています。ツナは今から193年前にアメリカのカリフォルニア州で初めて作られました。日本では94年前に静岡県の水産試験場で予備試験を開始し、翌年から大量の製造を開始しアメリカへの輸出も始まりました。これは日本のビンナガマグロやキハダマグロが大量に捕獲され廃棄せず有効活用するためという背景がありました。ツナは豊富なタンパク質が含まれていると共に青身魚ですから記憶力を高めたり、血液をサラサラにする脂肪をたくさん含んでいます。

2月21日

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ご飯 牛乳 のりの佃煮 鰆のごま味噌焼き 沢煮碗

 鰆は魚に春という字を書きますが、春に最も多く収穫されることから春をつげる祝い魚として昔から大切にされてきました。日本では1年を通して北海道から沖縄まで広い範囲の海で獲れます。獲れる時期が地域によって違うため旬が春と冬の2つ有ります。大阪や京都などの関西では旬が春、私たちの住んでいる関東では旬が冬となります。冬の鰆は卵を産むのを控えているため脂ののりが良くこってりとした旨味が楽しめます。
鰆の脂は血液をサラサラにしたり、脳の働きをよくする成分が多く含まれています。

2月18日

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七穀ご飯 牛乳 鮭のちゃんちゃん焼き もずく入りかき玉汁 パイナップル

 秋から冬にかけて獲れる鮭に旬の野菜とみそ、バターを乗せて蒸し焼きにしたものをちゃんちゃん焼きと言い北海道を代表する郷土料理として有名です。北海道に石狩地方という海に近い町がありますが、ここは漁師の町として有名です。ちゃんちゃん焼きはこの町で生まれた料理です。なぜ、ちゃんちゃん焼きと呼ばれるようになったかは諸説あり、ちゃちゃっと作るから、お父ちゃんが焼いて作るから、鮭を焼く時に鉄板がちゃんちゃんと音を立てるからなどです。鮭は70〜80センチ位の長さで、70種類もある、とても種類の多い魚です。ふつう鮭というとシロサケのことをいいます。特に体をつくるたんぱく質が他の魚より優れています。また鮭の脂肪にはドコサヘキサエン酸とエイコサペンタエン酸という脂肪が多く含まれていて、これらの脂肪には学習や記憶能力を高めたり、血液をサラサラにする働きがあります。

2月17日

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きなこトースト 牛乳 レンズ豆のトマトシチュー ブロッコリーサラダ

 給食では洋風のシチューやスープを作る時にローリエというスパイスを使っています。ローリエの葉はスープを作る時に2枚位使うだけで香りが良く体にも良い働きが沢山あります。ローリエの葉は月桂樹という木の葉を乾燥させたものです。生の葉を乾燥させると強い香りをだしたり、洋風の煮込み料理や肉料理の臭みを消します。その他にも健康に良い効果もあります。ローリエの葉のシオネールと言う成分は胃腸の消化を良くしたり、体にたまったストレスを軽くしたり、血液の流れをサラサラにする働きがあります。今から2,100年前頃の古代ギリシャの時代から使われていた歴史の長い香辛料です。



2月16日

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ご飯 牛乳 骨太ふりかけ 五目肉じゃが デコポン

 刻み昆布、ちりめんじゃこ、花鰹、白ごまで骨太ふりかけを作りました。骨太の材料になるカルシウムがたっぷりのふりかけです。その中でも、特にちりめんじゃこは最もカルシウムを多く含んでいます。ちりめんじゃこは、いわしの子どもを塩の入った水で茹でて、お日様に当てて干し乾燥させたものです。丸ごと食べられるのでカルシウムがしっかりとれます。ちりめんじゃこのカルシウムは牛乳の4倍もあります。また、青身魚ですから脳の記憶力を良くしたり、血液をサラサラにする働きもあります。

2月14日

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キノコスパゲッティ 牛乳 和風サラダ チョコケーキ 

 今日はバレンタインデーですので給食でもデザートにチョコケーキを焼きました。チョコレートはカカオ豆から作られますが、アメリカの南にあるエクアドルという国で5,522年前頃から使われはじめ、4,000年前頃からはメキシコで栽培されていました。その当時はカカオ豆をすりつぶして水、唐辛子、とうもろこしなどを混ぜてチョコレートドリンクとしてドロドロの飲み物にして飲んだり、お金としても使われていました。これは身分の高い人だけができることでした。520年前にイタリアのコロンブスがアメリカに行った時に、このカカオ豆をスペインに持ち帰りましたが、最初はすりつぶして薬として飲んでいました。少し経ってからハチミツを入れてチョコレートを甘くしたところ、これが人々に大きな驚きと感動をもたらしました。日本へは225年前に薬としてチョコレートが紹介され104年前に今のような甘いチョコレートが作られるようになりました。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは肌の老化を防いだり、血液をサラサラにしたり、お腹のクリーニングをしたり、心を落ち着かせるなどの健康に良い効果がたくさんあります。でも脂質や糖質が高いので適量を食べることが大切です。

2月15日

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ご飯 牛乳 バサの韓国焼き わかめスープ キャベツの辛子醤油和え

 バサは1メートル位ある小太りのナマズの仲間で,アジアにあるベトナムの海で獲れた物です。クセがなく淡泊で上品な味わいです。日本ではバサはあまり有名ではありませんが、世界的にみるとかなり有名です。特にアメリカで人気があります。
脂肪が少なく、体をつくるタンパク質が沢山含まれていて栄養たっぷりです。

2月10日

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いなり寿司風混ぜご飯 牛乳 鯖の塩麹焼き みそ汁

 今日の主食はいなり寿司風混ぜご飯です。甘辛く煮た油揚げの中に酢飯を詰めたお寿司をいなり寿司と言いますが、今日の給食は油揚げを細く切ってひじきや人参、椎茸の具と一緒にしてご飯と混ぜました。
いなり寿司は今から178年前の江戸時代に考えられたお寿司です。稲荷神社には狐がまつられていますが、狐は油揚げが大好きだと言われています。狐の好物が油揚げということから、いなり寿司と呼ぶようになったと言われています。
いなり寿司は全国で作られていますが、地域によって特徴があります。関東では油揚げをお醤油で濃い色に煮ますが味は決して辛くはありません。そして形は俵型です。また、関西では油揚げに詰めるご飯は椎茸や山菜などの五目寿司にし油揚げの形は三角形に仕上げます。

2月9日

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海幸カレーライス 牛乳 ビーンズサラダ

今日はえびといかを使った海の幸のカレーです。さて、皆さん給食で最もよく使う野菜は何だか知っていますか。1つは人参ということを以前お話ししたことがありますが、もう1つあります。それは玉葱です。今日のカレーにも使っています。皆さんのお家にも玉葱はきっといくつか買い置きがしてあると思います。玉葱は今ある野菜の中で人間が初めて栽培した植物の1つと言われています。今から2,300年前頃エジプトのピラミッドを作った人たちに仕事をした給料として玉葱を与えたという記録があるそうです。日本では137年前に北海道で栽培が始まりましたが、今でも北海道は全国の60%の生産があります。玉葱は生で食べると辛味が強いですが、炒めたり煮たりすると甘味が増して旨味やコクが出てくるので今日のようなカレーやシチューそして煮込み料理に沢山使われます。玉葱を包丁で切ると涙が出てくることがありますが、玉葱を冷蔵庫で冷やしておいたり、包丁をよく研いで手早く切ると涙をおさえられます。

2月8日

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かけほうとううどん 牛乳 うずら卵フライ フルーツヨーグルト

 ほうとうは小麦粉を練って太めに切って作った麺を野菜たっぷりの材料と一緒に味噌仕立ての汁で煮込んだ山梨県の郷土料理です。ほうとうには必ずかぼちゃが入っているのが特徴です。麺、野菜と汁を一緒に煮込んで熱々で食べます。武田信玄という山梨県の戦国時代の有名な武将が自分の刀でほうとうに入れる野菜を切ったことから、宝刀と名付けられたと言われています。山梨県は山地で、水田が少なく米の収穫が出来なかったため、麦で作るほうとうがよく食べられていました。昔はほうとうの麺を打てないと一人前の大人ではないと言われ嫁入り修行の第一歩であったようです。家で作った手作りのみそを使い畑で育てた野菜を使って作ったほうとうは家庭ごとの味があるそうです。


2月7日

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えびのクリームライス 牛乳 イタリアンサラダ

 えびは日本では昔からお正月や結婚式等、お祝い事の料理に欠かせない縁起の良い食べ物です。それは長いひげと腰の曲がった姿が長生きをするお年寄りに似ているからです。また目玉が飛び出していることから目出たしとされ、さらに威勢がよいので縁起が良いとされています。給食で使っているえびは東南アジアにあるマレーシアの海で獲れた天然のえびです。日本では収穫量がとても少ないため、ほとんど海外から輸入されています。体をつくるもとになるタンパク質が多く含まれていますが、肥るもとになる脂肪が少なく、血液をサラサラにしたりする健康に良い成分がたくさん含まれています。えびのカラを食べない人が多いですがカラには血液をサラサラにしたりお腹のクリーニングをする成分もあるので食べられる人は食べるようにしましょう。

2月4日

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ご飯 牛乳 鶏肉のペキンダック風 白菜の甘酢和え 卵スープ

 今日から中国でオリンピック、パラリンピックが始まりました。そこで給食でも中国の北京料理として有名な北京ダックをアレンジした北京ダック風を作りました。
北京ダックはアヒルを焼いてから皮をそいで小麦粉で薄く作った皮にきゅうりや長葱と一緒に包んで食べます。500年前頃は中国の身分の高い人だけが食べていた料理ですが、だんだんと普通の人たちも食べられるようになり、今では世界の色々な国で食べられるようになりました。また、もう一つ白菜の甘酢和えは中国語でラーパーツアイと言って冬野菜の白菜を使った甘くて辛い和え物で四川省の代表的な料理です。

2月3日

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節分ご飯 100%オレンジジュース 鰯の蒲焼き 吉野汁

 今日2月3日は節分です。節分は立春の前の日に当たる日です。まだまだとても寒いですが暦の上では明日から春になります。節分には豆まきをします。
豆まきには大豆を使いますが、昔は大豆ではなくお米をまいていました。大豆は昔から魔物を滅ぼす特別な力があると信じられてきました。豆をまくと災難や病気を寄せ付けないと言われ、人々が健康に過ごせるように願って豆をまきます。また節分の日には鰯の頭を焼いてヒイラギの小枝に刺します。鰯は臭いが強いため鬼を寄せ付けないからです。またヒイラギが鬼の目を刺すとも言われています。今日は給食でも大豆を使った節分ご飯、そして鰯の蒲焼きを作りました。しっかり食べて1年間健康に過ごしましょう。

2月2日

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ハニートースト 牛乳 ハンガリアンシチュー ジュリエンヌサラダ

 今日のシチューのハンガリアンシチューは別の名前をグヤーシュと呼びます。ヨーロッパにあるハンガリーという国の家庭で最もよく作られるシチューとして有名です。本来は牛肉を使いますが、給食では豚肉を使っています。たまねぎ、トマト、じゃがいも等をじっくり煮てパプリカパウダーを使うことが特徴です。ハンガリーで牛を飼っている人たちが大きな鍋でこのスープを作るようになり牛を飼う人をグヤーシュと呼ぶことから、この料理名がついたそうです。ハンガリーだけでなくヨーロッパにあるドイツやオーストリア、チェコ、ポーランドまたアジアにあるモンゴルではグリヤシと呼ばれており、色々な国で作られています。

2月1日

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豚肉のおろし丼 牛乳 野菜のごま酢和え りんご

 大根は1年中出回っていますが本来は冬の野菜です。
大根にはビタミンCやアミラーゼ、ポロテアーゼ、リパーゼという3つの酵素が含まれていて、この酵素は腸内環境を整えたり、消化不良や便秘などの不調を整えます。また大根の辛い成分はイソシアネートと言われているものでガンを防いだり、血液をサラサラにする働きもあり健康によい成分がたくさんあります。

1月31日

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ご飯 牛乳 茎わかめの佃煮 鰤の照り焼き 沢煮碗

 鰤は体の長さが1m、体重は8kgで、せなかが暗い青色、おなかは銀色で、体に黄色の線がある魚です。地域によって呼び名がかわり、ワカシ、イナダ、ワラサ、フクラギ、イナダ、ハマチなどと呼ばれています。鰤という漢字は魚に師と書きますが師走(12月)の時期が一番おいしいので鰤と呼ぶようになったといわれています。鰤を養殖したものをハマチと呼びますが最近はハマチの量が倍以上となっています。
鰤が一番おいしいのは卵を産む前の脂がのる冬です。この時期の鰤は寒鰤とよばれ脂肪が多く独特の風味があります。全国で天然の鰤のとれる県は
1位、長崎県、2位、島根県、3位、千葉県となっています。今日、給食で使っている鰤は東北の三陸の海でとれたものです。
鰤の脂肪は血液をサラサラにしたり、脳の働きをよくする働きがあります。このほかにも高血圧予防、貧血予防、老化予防、骨粗しょう症予防などを含む健康に良い栄養素がたくさんあります。

1月28日

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スパゲッティミートソース 牛乳 チーズポテト フレンチサラダ
 
 スパゲッティミートソースはトマトジュース、トマトピューレ、トマトケチャップ等のトマトで作ったソース類を沢山使っています。トマトはリコピンやベーターカロテンという赤い色の成分をたくさん含んでいます。この成分は抗酸化作用が高く健康や美容に効果が高く様々な効能が期待されています。赤くなったトマトほどたくさんのリコピンを含んでいます。リコピンは油と一緒に摂るとさらに吸収率が高くなります。リコピン摂取の点から考えるとトマトとオリーブオイルをよく使うイタリア料理は理にかなっています。

1月27日

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ご飯 牛乳 さんが焼き 豚汁 はるか

さんが焼きはお隣の県、千葉県の郷土料理です。千葉の海でとれた魚を漁師の人が仕事で山に持って行き、山の家でその魚をたたいて味噌を入れて焼いて食べたところから、さんが焼きは生まれました。今日はニギスというキスの仲間の魚をすり身にして作りました。
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