感嘆符 一番困ること

新しい副校長が赴任してきたときに、必ず最初に伝えることがあります。

・私の提案に無条件に全て賛成しないこと
・自分はどう考えるかを遠慮なく伝えること
・何もかも同じ考えの管理職が2人いても意味がないこと

自分が副校長時代に校長にしていたことをしてもらえれば、校長は、おそらくとても気持ちがいいのだと思います。

でも、私はそのようなことを副校長にも職員にも求めません。
別人格ですから。

同じ価値観、同じ問題意識の人ばかりで組織を作ったら、とても危険です。
ですから、会議に質問や反対意見が出ることはいいことです。

さて「会議が長くなると困る」といった話が聞こえてきますが、
会議で一番困ることは

長時間話す人がいて会議が長くなること ではなく、
誰も質問や反対意見を言わないせいで会議が短いこと ですね。

5年生音楽

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今日は、5年生の音楽の授業を見に行きました。
今年度、音楽は歌唱指導やリコーダー指導ができません。
そのため、やれることが限られています。

今日は次のような授業でした。

1.リレー方式のボディーパーカッション
2.トーンチャイムの相互鑑賞
3.太鼓の演奏

上の写真は今まで練習してきた和太鼓を自分のリズムで叩く表現活動です。
音楽の先生が一定のリズムを刻み、それに合わせて子どもたちが叩きます。

どの子も個性的で、自分独自のカラーが出ていました。

「みんなちがって、みんないい」
童謡詩人の金子みすゞさんの詩の一節です。

「変わった人」の反対語は「ロボット」です。
「変わった人」の同義語は「ステキな人」です。

一人一人の演奏が、「その子らしい」子どもたちは
みんな「ステキな人」です。

私も板橋区で一番
「変な校長」と呼ばれたいです。

「書くこと」の大切さ



板橋第三中学校の研究につながる研究として、本校でも「読み解く力」「書く力」の育成を図っています。
上記の動画は、先日行われた5年生「国語・テクノロジーの進歩について考えよう」の様子です。
5年生だけでなく、全ての教員が教材研究に取り組み、その成果を生かしてワークシートを作成しました。
子どもの興味を引くように、また見て分かるようなグラフを採り入れることで、自分の考えを表しやすくする工夫をしています。

子どもたちは一心不乱に自分の考えを書き込んでおり、ワークシートの書き込み欄では足らないほどでした。
5年生のレベルとしては、非常に高い「学力」だと感じました。

その後、自分の書いたワークシートを元に3〜4人で情報を共有し、最後にクラス全体で報告しました。

「書くこと」は自分の考えをまとめたり、考え直したりする重要な活動です。
そのためには、もちろん「書きたい」「表現したい」と思わせるだけの教材を準備しなければなりません。

今後、スマートフォンやパソコンがますます身近な物になったとしても、「書くこと」こそ学習の基本であることを再確認しました。

席書会表彰式

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先週末まで席書会の作品展示を行っていました。
例年、保護者会の時期に実施していましたが、今年度は放課後に御来校いただいての参観となりました。
そのため、お子さんの作品をご覧になれなかった方もいらっしゃると思います。

さて、本日の朝会で金賞の受賞式を行いました。
代表として6年生の児童が校長室に来てくれ、Zoomを使って全クラスに配信しました。

他の入賞者には各学級で賞状を配布しています。
お子さんの作品とともに持ち帰らせますので、ご家庭でご覧ください。

図書ボランティア(2)

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図書室の雰囲気を盛り上げてくれる掲示物がすばらしい。
ボランティアの皆さんの力作をご覧ください。

左側の写真は、この校舎が出来てすぐに作っていただいた掲示です。
いわば図書ボランティアの先輩方の残した力作です。

右側の写真は、節分を意識して作っていただいた掲示です。
このように季節に応じた作品を次々に作ってくださいます。

板一の図書室が使いやすく、しかも華やかで楽しい雰囲気なのは、図書ボランティアの皆様のおかげです。

ご覧の皆様も、金曜日の図書ボランティアに参加なさいませんか。

図書ボランティア(1)

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毎週金曜日、保護者や地域の方々が図書ボランティアの仕事をしてくださいます。

午前中にお集まりいただき、たくさんの方が熱心に手伝ってくださいます。
書庫の整理、本の補修、ラベリングなどなど、やっていただく仕事は多岐にわたります。

コロナ対応版「異学年交流」

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新型コロナウィルスによる感染者が毎日千人規模で出ています。
緊急事態宣言が出ましたが、人の流れが止まらないのは毎日の通勤電車で分かります。
少し空いているかなぁと言う程度で、経済活動を止められない以上、以前のようには行かないのかもしれません。

さて、学校で一番影響を受けるのは「異学年交流」です。
万が一児童に陽性者が出た場合、学年を超えて感染が広がる恐れがあるからです。

学校にはたてわり班活動、クラブ活動、委員会活動など、異学年の活動がたくさんあります。
とくに「たてわり班活動」は本校の「特色ある活動」として重要な学習です。
そのため、臨時休校が終了した後に、どのようにたてわり班活動を実施するか、私たちも悩みました。
その結果が、上記の写真です。
先生方が知恵を出し合って、自己紹介の絵カードを描いて、二次元の「たてわり班」を作ることにしました。

さて間もなく、来年度に向けて3・4年生を対象にした「クラブ見学」があります。
今までは各クラブを見学して歩いたのですが、今回はできません。
そこで、各クラブが工夫してビデオを作ることになりました。
動画による「クラブ見学」です。

このようにみんなで知恵を出し合って「異学年交流」を実施しています。

新1年生に向けて 〜学校紹介4〜

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Q5(左の写真)
面白い形の机がありました。なぜ、こんな形をしているのですか?

A5
丸い形の机や、写真のように台形をした机など、面白い形の机が置いてあります。
丸い形の机は4つ並べるとドーナッツのような形になりますし、向きを変えて並べるとヘビみたいな形になります。
写真の机は台形をしていますので、4つを同じ向きにくっつけると四角い形になります。
また、向きを変えながらくっつけると、長い机になったり、途中で曲がった机になったりします。

このようにいろいろな形にして勉強できるようになっています。

Q6(右の写真)
ろうかに電話があるのはなぜですか?

A6
学校のいろいろなところに、電話が付いています。
この電話は職員室とつながっていて、外からかかってきた電話をつなげたり、また、職員室から、こちらの電話にかけることも出来ます。

先生にかかってきた電話を回すことが出来るので、わざわざ職員室まで電話に出るために降りてこなくてよいようになっています。
とても便利です。

新1年生に向けて 〜学校紹介3〜

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Q4
ここは何をするところですか?

A4
1階の1年生と2年生のオープンスペースには「デン」と呼ばれる小部屋があります。
ここは杉の木で柱と天井が組まれていて、寝ながら本を読んだり、友達とおしゃべりしたり出来るようになっています。
また、先生方が授業の準備に使うこともあります。

学校公開の時に小さな子が入って遊ぶことが多かったため、安全のためにカーテンを付けるようになりました。そのため、中がどうなっているか、案外知らない低学年もいるかもしれません。

新1年生に向けて 〜学校紹介2〜

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Q3
なぜ同じクラスの靴箱が2つもあるのですか?
A3
左の下駄箱は玄関の手前に、右側の下駄箱は玄関から奥の方に設置されています。
どの児童も、2つの下駄箱を持っています。
登校したら、まず手前の下駄箱から上履きを取ります。
玄関と校内はバリアフリーになっていますが、その境目のところで上履きを履き、下履きを持って、奥の下駄箱のところに行きます。
奥の下駄箱に、写真のように下履きを入れて、教室に向かいます。

このように本校は2つの下駄箱を境にして、外と中に分けているのです。

新1年生に向けて 〜学校紹介1〜

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本日から3学期が始まりました。
本来ならば、新1年生のみなさんに来校していただき、板橋第一小学校の教室や設備などを見てもらうところです。
しかし、あいにく新型コロナウィルス対策のため学校を公開することがほとんど出来ませんでした。

さて、本日より本校に2か月間、研修に来られた先生がいらっしゃいます。
そこで「初めて板橋第一小学校を見る」という経験を生かして、校内の様々な物や授業の様子を見て、「もっと知りたい」と思ったところを写真に撮ってもらうことにしました。

不定期ではありますが、新1年生のみなさんや保護者の方々の参考になればと思います。

Q1
校長室の前にある箱は何ですか?(左の写真)
A1
これは子どもたちから校長先生への手紙を入れるポストです。
「いじめ」られて悲しいといった手紙や、逆に楽しかったことなどの手紙が入ります。ただ、最近はめったに入っていることはありません。

Q2
職員室の前にたくさん並んでいるカゴは、何に使うのですか?(右の写真)
A2
これは子どもたちに配る手紙を入れるカゴです。
各クラスの係の子どもたちが毎朝、このカゴを取りに来ます。
学校便りや教育委員会からの手紙など、クラスの人数分のプリントが入っています。

新学期が始まります

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今年の冬休みは例年になく短いため、未だ正月気分が抜けない子どもたちもたくさんいることでしょう。
明日から、いよいよ3学期が始まります。
例年、3学期はあっという間に終わる感じがいたします。
どの学年も進級・卒業が待っています。

東京は新型コロナウィルス感染症で陽性反応が出ている人が増えています。
冬休み明けは、さらに増加することも十分考えられます。
子どもたちの感染が低いことが唯一の救いではありますが、しかし、何よりも健康に気を付けて、授業に臨みたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

終業式

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未だかつて経験したことのない年末を迎えています。
何から何まで、今までの生活を見直した1年間でした。

始業式も終業式も体育館に集めて一斉に話をすることができなくなり、写真のようにオンラインで教室に配信する形を取っています。
写真は生活指導主任からの「冬休みの生活」について、ビデオを見ているところです。

今年の冬休みはわずか10日しかありませんし、例年と違って親戚一同が集まって新年会を開くとか、初詣に出かけるとかいった恒例行事は実施しにくいかと思います。
それでもお年玉など、子どもたちにとってはウキウキするような正月となるでしょう。

できるだけ例年と同じような開放感を味わってもらいたいと思います。一方、新型コロナウィルスの家庭内感染や会食での感染が広まっている現状を考えると、安心してはいられません。

3学期は1月5日から始まります。
全員が元気な顔を見せてくれるよう願っています。

よいお年をお迎えください。
1年間、ありがとうございました。

いのちの歌(Zoom集会)



今日はZoomで音楽朝会を行いました。

まず初めに、専科の先生方全員が声優を務めて、「いのちのまつり」という本を朗読しました。

内容は、自分の両親からその祖父母、さらに曾祖父母とたどっていくと、あっという間に何千何万の人たちとつながっていることが分かります。
つまり、自分の命は自分だけのものではなく、多くの人と過去〜現在〜未来へとつながっている、かけがえのないものだと言うことに気付きます。

次に今月の歌「いのちの歌」の歌詞を読みながら合唱を聴きます。
本来ならば全校合唱ですが、全員を集めて歌うことが出来ないので、音楽の金田先生が企画して、このような音楽集会をオンラインで開いた次第です。

新型コロナウィルスによる社会不安で、子どもたちのストレスがたまっています。
いつもと変わらないように感じていても、実は大きな傷となって心の中に潜んでいる可能性もあります。
年末、年始はゆっくりくつろいで、家族のつながりを感じてもらえると嬉しいです。

イチョウもすっかり冬支度

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ここ数日で、イチョウの葉もすっかり落ちました。

毎日、イチョウの写真を撮影していると、その変化の早さに驚きます。
朝晩の冷え込みで一気に葉が落ち、冬支度を整えました。
写真をご覧になると、ある日を境に一気に落ちたのが分かります。

また暖かくなったらみずみずしい葉が生い茂るだろうと思います。
その頃は、新型コロナウィルスも収束していることを切に願います。

さて、本日でイチョウの写真アップロードは休憩に入ります。
新芽が出る頃にお会いしましょう。

生活科(1年)

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1年生が生活科の学習で「お店屋さん」を開いています。
一見「遊び」のように見えますが、次のような目的をもっています。

・どのようなお店を開くとよいか
・遊びのルールをどのようにすれば、お客さんが喜んでくれるか
・お店を開くには、どのような準備が必要か
・誰がどのような役割を分担するとよいか
・実際に作業をしながら、計画を手直しする

つまり、大人が仕事上でプロジェクトを立ち上げ運営していくことを「遊び」の要素を採り入れて体験的に学んでいるのです。
そして、準備の段階でうまくいかないところは相談しながら手直ししていきます。
つまり、トライ&エラーを重ねて、みんなで実現可能なお店作りをしていくのです。これこそが本来の「学力」に相当します。
このような学習は、3年生以上で学ぶ「総合的な学習の時間」につながっていきます。

校長は「輪投げ」のお店に招かれて遊んできました。
ペットボトルに手作りの輪を投げるゲームですが、「簡単コース」と「難関コース」が準備されていて、お客さんが選べるようになっています。
難関コースはペットボトルが狭い範囲に並べられていて、場所によって、点数が違います。
遠い場所や他と重なっているペットボトルには高得点が付けられていました。
みんなで話し合って、より楽しんでもらえるように、よく工夫されています。

この学習では、子どもたちが主体的に動いており、「自分たちの力でできた」という達成感をもたせることができます。
もちろん、その裏では丁寧な計画と、各グループに対する入念な助言を担任がさり気なく与えています。
「先生に言われてようにやった」のではなく、「分からないところは先生に聞いた」と感じながら主体的に学習することの出来る環境を作ることが、教師の腕の見せ所です。

アンケート結果(2)

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521の回答数のうち、「公開しない方がよい」は全体の38.9%となっており、最大の割合を示しました。

学年によって「公開」と「非公開」の割合は多少の違いがあります。
「公開」を望む割合が一番高いのは6年生の30.3%でしたが、しかしその6年でも一番割合が高かったのは「非公開」の36%でした。

他の学年でも「公開」より「非公開」の割合が高く、全ての学年で一番比率が高いのは「非公開」でした。

昨日、東京都の感染者が今までの最大となった状況を鑑み、この状況での公開は困難であると判断いたします。
2・4・6年生につきましては、今年度一度も授業の公開をすることができず、大変申し訳ありません。
3学期に延期といたしますが、今後の状況によっては公開が困難なことも予想されます。
とりわけ6年生は卒業の年に当たり、一度も授業公開が出来ないこともありえるため、一層心苦しく思っています。

諸般の状況をご理解いただき、あたらめて「非公開」とすることをご了承ください。
なお、当日は非公開ではありますが、授業は実施いたします。
宜しくお願いいたします。

アンケート結果(1)

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各学年、まんべんなくお答えいただきました。
公開か、非公開かについて学年ごとの差は多少ありましたが、概ね同じ傾向を示しています。
結果の詳細は、次の記事をご参照ください。

学校公開アンケート途中経過

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12月15日、午前10時30分現在のアッケート結果をお知らせします。
すでに440人の方からご回答をいただきました。ありがとうございました。

「公開してほしい」が全体の4分の1、残りの75%を「公開しない方がよい」と「どちらともいえない」で、ほぼ2分しています。
一番多いのは、今のところ「公開しない方がよい」という意見です。

引き続き、皆様のご意見をいただければ幸いです。締切は17日の午前中といたします。

2年生 音楽朝会

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何度かお伝えしてきましたが、学校の授業で一番配慮しているのが、音楽の歌唱指導です。
通常の音楽朝会は全校を体育館に集めて全員合唱するのですが、今年度は学年ごとに行っています。

今日は2年生の日です。
「きらきら星」を歌っています。

音楽の金田先生が、「マスクの中で笑顔を作って歌いましょう」と声をかけていました。
子どもたち同士の距離はありますが、しかし、心を揃えて、楽しそうに歌っています。
短い時間しか歌えないのですが、その分集中して取り組んでいました。
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学校行事
4/6 始業式 入学式