いよいよ卒業式〜デジタルの中のアナログ〜

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明日は、いよいよ卒業式です。
この日に備えて5年生が入場曲の「威風堂々」を録音してくれました。

クラスごとに録音したものをコンピュータを使って一つの曲にしました。
上の写真は「威風堂々」の波形です。
デジタルデータですが、この波形の中に5年生の「想い」がつまっています。
明日の卒業式は5年生の想いにのせて6年生が入場します。

校庭のサクラも満開となりました。
明日は式後に、サクラの前で集合写真を撮ります。
画像データの中に6年間の思い出が記録されます。

6年生、たくさんの思い出をありがとうございました。
そして、5年生。
最高学年として6年生の想いをつないでいってください。

みんな、ありがとう。
みんな、大好きです。

校庭の桜

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左の写真は校庭の池のところにある古木(桜)です。
東京でも満開の知らせが届いていますが、「もう少し」というところですね。
おそらく25日の卒業式に満開のタイミングを合わせてくれているのでしょう。

右の写真はアプローチの桜です。
かわいらしい花が少し咲き始めました。
8年前の落成式の時は、まだ小さな枝振りでしたが、ずいぶんと大きくなりました。

池のところにある桜はかなり古く、台風で大きな枝が裂けてしまうほど樹齢の終わりが近づいています。
板橋第一小学校の校章は「イチョウ」ではなく「サクラ」です。そのシンボルツリーが世代交代を迎えているのはさみしいですね。

さて、明後日は修了式、その次の日は卒業式です。
満開の桜の下で見送りたいものです。

サクラの開花

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校庭のサクラが開花しました。
25日の卒業式には満開になるかもしれません。
今日も暖かくなるようです。
日ごとにつぼみが膨らみ、花を咲かせることでしょう。

今日の1時間目、校庭では1年生が全クラス合同で体育を行っています。
運動会ができなかったため、各学年が工夫してスポーツ大会を開いています。
サクラの花とともに春を感じさせる華やかな朝です。

1年生にタブレット配布



今日は1年生が新しいタブレットを持ち帰る日です。
支援員さんがログインの仕方を丁寧に教えてくれました。
初めての経験なのでうまくいかないときも、担任の先生と支援員さんの協力でスムーズにログインでき、子どもたちは大喜びです。

あいにく、ポケットWi-Fiの調子が悪く、全員が一度にインターネットに接続できず、クラスを半分に分けて順番に行っています。
列の左側の児童も早くやりたい気持ちを抑えて、隣の友達の画面をのぞき込んでいます。
わくわくしながら待っている様子がかわいいですね。

家に帰ったら、今日習った方法でログインできるといいですね。
しばらくは家庭で使うことになります。
担任の先生が「持ってきてね」と言われたら、ランドセルに入れて学校に持ってきてください。

ハクモクレン

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校庭に咲く「ハクモクレン」が満開になっています。
毎年、大輪の白い花を咲かせ、春を知らせてくれます。
通常「モクレン」は紫色の花を咲かせますが、本校のモクレンは白い花を咲かせます。

正門を入って右側にも似たような花を咲かせる木があります。
これは同じモクレン科の「コブシ」です。
花の形がよく似ていますが、花の大きさが少し小ぶりで、花びらの枚数も少ないです。
こちらはすでに時期を過ぎて、多くの花が落ちました。

今度ご来校されたとき、ご覧ください。

重要 3.11 私は帰宅難民になりました。そして十年が経ちました。

ちょうど十年前のこの日、私は丸ノ内線の御茶ノ水の駅の階段を地上に上がっているところでした。足下が揺れ、何かが起きていることが分かりました。

地上に上がると、大型トラックが路肩に停まり、上下に跳ねていました。
「とんでもないことが起きている。」
「もしかしたら、直下型地震が首都圏を襲っているのかもしれない。」

上を見上げると大きなビルがあり、ガラス窓が降ってきたら危ないと感じ、プレハブの建物の近くに身を寄せました。
軽い建物なら壊れないと思ったからです。

そばにいた人たちと情報をやりとりし、どうやら東北地方で大きな地震が起きたことが分かりました。

そして、いわゆる「帰宅困難者」となりました。

当時勤めていた学校が緊急避難所になっていることが分かり、何とか戻ろうとしましたが、交通機関は全て止まり、路上は車と人であふれていました。
唯一の情報源はスマートフォンに遅れて届く同僚からのメール。
それも夜には充電がつきました。

歩いて勤務する学校に戻ることができたのは、もう、夜遅くでした。
学校の体育館に避難した人たちや家に帰れなくなった若い職員とともに、眠れない夜を過ごしたことを覚えています。

それ以来、硬い革靴ではなく歩きやすい靴を履き、鞄の中には予備の充電用電池や小型の懐中電灯を入れ、外出するときには持ち歩いています。

さて本日、板橋第三中学校で先日配布されたプリントを本校でも配布いたしました。
武田校長先生からのメッセージをお読みいただき、ぜひお子さんにも話して聞かせてください。

この日のことを、私たちは忘れません。
この日のことを、私たちはずっと語り続けていきます。

いよいよ、クロムブック貸与

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本日から6年生を皮切りに、1人1台のクロムブックを貸与します。
日本中の小中学生は、卒業するまで、自分専用のタブレットを持つことになります。
ただ6年生はすぐに卒業となるため、すぐに返却となりますが、また中学校で新しいタブレットが貸与されます。

左の写真は6年生が初めて自分のクロムブックを使って、使い方を学んでいる様子です。
「子どもに預けて大丈夫か」という心配をする大人も多いかと思いますが、子どもは「自分専用」となると、とても大切に使います。

右の写真は、「ミライシード」という学習ソフトの使い方について学んでいるところです。
教室内の友達や、地方の友達とつないで、1枚の新聞を作ったり、意見の交流をしたりできます。
またノートも用意されていて、友達に見せたり、見せてもらったり、先生に提出したりできます。
さらにAIが一人一人の学習進度を判定してドリルで学習する教材も用意されています。
分からないことがあったら、下の学年に遡って復習することも、逆に小学生が中学校の学習に取り組むこともできます。

学校で自由に使えるのは9月に入ってからです。
それまで、主に家庭で使うことになります。

「6年生を送る会」6年生

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全ての学年との交流が終わり、今度は6年生がお礼の出し物をします。
6年生は「鬼滅の刃」のテーマ曲を演奏するグループと、マット運動や縄跳び、フラフープなどを演じるグループに分かれ、音楽に合わせてパフォーマンスを披露してくれました。

全ての学年が、この日のために練習してきました。
どの学年もお世話になった6年生のために一生懸命練習してきた感謝の気持ちが伝わります。
今までの思いを込めて、とても楽しそうに、誇らしげに演じている6年生の姿が印象的でした。
その姿は各クラスに実況放送され、各教室に届けられました。

こうして全ての出し物が終わり、各階の廊下で待つ子どもたちの間を通って6年生が退場していきました。

とてもステキな会でした。

「6年生を送る会」5年生

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5年生は、6年生が運動会で披露した表現種目を踊ってくれました。
左の写真は「ソーラン節」の様子です。
他にもリズム縄跳びなど、今までの踊りを再現してくれました。
とても懐かしかったです。

右の写真は、校旗などの引き継ぎ式の様子です。
今まで、毎朝6年生が校旗を揚げてくれました。
これからは5年生の仕事です。
その他にも、6年生の仕事が5年生に引き継がれました。
こうして、5年生の気持ちも最高学年に向けて高まっていきます。

「6年生を送る会」3・4年生

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3年生と4年生は劇を披露してくれました。

右の写真は3年生の劇です。
左の方にいくつかの言葉が書かれています。
劇中のキーワードです。

右は4年生です。
6年生の担任の先生の名字(ひらがな)を使った話を演じています。
台詞がよく考えられていて、演じている子どもたちも楽しそうでした。

「6年生を送る会」1・2年生

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卒業に向けての行事が始まりました。
今日は「6年生を送る会」の日です。
通常は全学年が体育館に集まるのですが、今年は6年生が間隔を空けて舞台の方に座っています。

体育館入口に1年生から順に登場し、6年生にお祝いを述べます。
その模様はタブレットで実況中継され、他の学年は教室で見ることができます。

さて、左の写真は1年生です。
お祝いの言葉を述べた後、パプリカを楽しそうに踊ってくれました。

右側の写真は2年生です。
手話をやりながらの踊りです。
よく覚えていますね。

土曜授業 6年生

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今日は外部から講師を招いて「租税」について学ぶ日です。
この写真は6年2組の「租税教室」の様子です。
区の税理士会の方々に協力していただき、毎年6年生で開催しています。

6年生は社会科で税について学ぶこともあり、租税教室を開いて、専門家の税理士さんに6年生にも分かるように説明してもらいます。

直接税や間接税といった言葉は耳にしたことがあるかと思いますが、しかし説明するとなると大人でも迷います。
まして、自分で税金を払わない子どもたちにとっては、難しい問題です。

そこで、消費税を例に取り上げたり、「川の水を生活用水にする」といった動画を見たりして学びます。

前者は子どもにも切実な問題ですし、後者は税金がどのように使われるかといった具体的な役割について学びます。

このように小学生の時から、正しく「税」について学ぶことが大切ですね。

土曜授業 4年生

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4年1組の授業です。
道徳で「いじめ」と「いじり」について学んでいます。

似たような言葉ですが、大きな違いがあります。
子どもたちはテレビのバラエティー番組などで見る「いじり」を真似することがあります。
言われた子どもは「いじめ」と感じているのに、言った側が「いじっている」つもりで、両者の意識の差がいじめを生みます。

副読本を読ませて、自分の問題として考えさせることが、担任の腕の見せ所です。
国語の物語の学習にも似ていますが、学習の目的が違います。

お子さんにどんなことを感じたか、ぜひ聞いてみてください。

土曜授業 2年生

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今日は今年度最後の土曜授業です。
本来ならば、延期してきた2、4、6年生の学校公開の日です。
残念ながら、これらの学年は一度も公開できず、申し訳ありません。

そこで、授業の様子をアップします。

まずは2年生からです。
1組が道徳の授業をしています。
子どもたちに、友達の良いところをハート型の紙に書かせています。
できた児童から黒板に貼っていき、大きなハートを作ります。

友達から褒めてもらえた児童は、自分のことがますます「好き」になりますし、褒めてくれた友達のことも、ますます「好き」になります。

このような学習方法を
構成的エンカウンター
といいます。

道徳の授業としても、学級作りの手段としても効果的です。

考える授業(6年生理科)

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6年生の理科の授業「水溶液の性質」です。
前時までにリトマス試験紙を使って、酸性、アルカリ性、中性について、いろいろな水溶液で実験をしています。
今日は、まとめの授業として、名前の分からない水溶液がなんであるかを特定する授業です。
左の写真は、どのように実験するかを説明している様子です。

その際、一番大切なのは
「名前を特定できる理由を書くこと」

つまり、様々な実験結果から、水溶液を特定する要因を考えさせることが、この授業の目的です。

右の写真は、実際にリトマス試験紙に水溶液を1滴垂らし、色の変化を記録している様子です。
密にならないように、学級を半分に分けて授業しています。
子どもたちは実験結果を表にまとめ、その結果を組み合わせて水溶液を特定していきます。

このような授業「考えさせる授業」「根拠を分かるように表現する授業」こそが、21世紀型授業です。

一人一台パソコンが来ました

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クロムブックというノートパソコンのような形のタブレットが学校に納品されました。
1台ずつ、個人名のラベルを貼って、いよいよ3月から配布します。

事前の承諾書はお出しいただけたでしょうか。

3月になってから、子どもたちに使い方の授業を実施します。
全クラス一斉にはできないので、6年生から適宜実施していきます。
したがって、自宅への持ち帰りは3月中旬になる学年もあります。

6年生は中学校になって、また新しいクロムブックを渡されます。
ですから、板一小から貸し出されるのは、1か月もありません。

その他の学年は卒業するまで、同じクロムブックを使い続けます。
大切に使ってくださいね。

薬物乱用の害

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6年3組が保健の授業で「薬物乱用の害」という授業を行っていました。
授業は次のように進みました。

まず子どもたちの文房具で「気を付けるように書かれているもの」を探させます。
答えはネームペンです。
みなさんもお持ちの油性ペンを見てください。
「換気に気を付ける」よう注意が書かれています。
そこで「シンナー」についての話題に触れ、教科書を使いながら学んでいくことになります。

さて、左の写真は子どもに描かせた「渦巻き」です。
担任が「渦巻き」を描くよう指示を出したとき、どの子も「何だろう」と不思議そうでした。
子どもたちは、綺麗な渦巻きを描くことができました。

一方、右側の「渦巻き」はシンナー中毒になった人が描いたものだそうです。
中毒になってしまうと脳が萎縮してしまい、正しく描けないのです。
子どもたちは自分で渦巻きを描くことで、簡単な図形も描くことができなくなってしまう薬物乱用の恐ろしさを感じます。

もちろん、子どもたちの身近にある薬物はシンナーだけではありません。
今はむしろ、覚醒剤などが「身近」な存在なのかもしれません。
ですから「薬物乱用の害」は6年生が必ず学習する単元となっています。

感嘆符 一番困ること

新しい副校長が赴任してきたときに、必ず最初に伝えることがあります。

・私の提案に無条件に全て賛成しないこと
・自分はどう考えるかを遠慮なく伝えること
・何もかも同じ考えの管理職が2人いても意味がないこと

自分が副校長時代に校長にしていたことをしてもらえれば、校長は、おそらくとても気持ちがいいのだと思います。

でも、私はそのようなことを副校長にも職員にも求めません。
別人格ですから。

同じ価値観、同じ問題意識の人ばかりで組織を作ったら、とても危険です。
ですから、会議に質問や反対意見が出ることはいいことです。

さて「会議が長くなると困る」といった話が聞こえてきますが、
会議で一番困ることは

長時間話す人がいて会議が長くなること ではなく、
誰も質問や反対意見を言わないせいで会議が短いこと ですね。

5年生音楽

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今日は、5年生の音楽の授業を見に行きました。
今年度、音楽は歌唱指導やリコーダー指導ができません。
そのため、やれることが限られています。

今日は次のような授業でした。

1.リレー方式のボディーパーカッション
2.トーンチャイムの相互鑑賞
3.太鼓の演奏

上の写真は今まで練習してきた和太鼓を自分のリズムで叩く表現活動です。
音楽の先生が一定のリズムを刻み、それに合わせて子どもたちが叩きます。

どの子も個性的で、自分独自のカラーが出ていました。

「みんなちがって、みんないい」
童謡詩人の金子みすゞさんの詩の一節です。

「変わった人」の反対語は「ロボット」です。
「変わった人」の同義語は「ステキな人」です。

一人一人の演奏が、「その子らしい」子どもたちは
みんな「ステキな人」です。

私も板橋区で一番
「変な校長」と呼ばれたいです。

「書くこと」の大切さ



板橋第三中学校の研究につながる研究として、本校でも「読み解く力」「書く力」の育成を図っています。
上記の動画は、先日行われた5年生「国語・テクノロジーの進歩について考えよう」の様子です。
5年生だけでなく、全ての教員が教材研究に取り組み、その成果を生かしてワークシートを作成しました。
子どもの興味を引くように、また見て分かるようなグラフを採り入れることで、自分の考えを表しやすくする工夫をしています。

子どもたちは一心不乱に自分の考えを書き込んでおり、ワークシートの書き込み欄では足らないほどでした。
5年生のレベルとしては、非常に高い「学力」だと感じました。

その後、自分の書いたワークシートを元に3〜4人で情報を共有し、最後にクラス全体で報告しました。

「書くこと」は自分の考えをまとめたり、考え直したりする重要な活動です。
そのためには、もちろん「書きたい」「表現したい」と思わせるだけの教材を準備しなければなりません。

今後、スマートフォンやパソコンがますます身近な物になったとしても、「書くこと」こそ学習の基本であることを再確認しました。
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学校行事
3/24 修了式(1年〜4年下校完了9時40分) 卒業式予行
3/25 卒業式
3/26 春季休業日始