校長あいさつ
令和6年度となり、板橋第五中学校に赴任して8年目を迎えました。 4年間かけて行ってきた学校改革はだいぶ形が整い、成果も少しずつ感じることができるようになってまいりました。 様々な場面で生徒自身に考えさせ、結論を出させ、実践させるといった一連の行動を、教員が支援し、見守り、必要に応じて再度声掛けをし再度考えさせるといった、きめ細やかな指導を実践しています。 その結果教員と生徒との人間関係もとても良く、生徒が相談しやすい風土をつくりあげています。 学習面でも生徒に考えさせる場面を多く取り入れ、個別最適化された主体的な学びとなるよう、授業は勿論、家庭学習の支援も積極的に行っています。 これらの取組が評価されてか、令和5年度の転入生は14名と、全校生徒の約1割を占めています。 選ばれない学校から選ばれる学校へ変わってきていて、令和6年度は25年ぶりに全学年2学級、合計6学級の編成となります。 そして、今年度特に力を入れていきたい取組は3つあります。 1つめは、板橋区全体で力を入れ、本校の生徒の実態からも必要性を強く感じている読み解く力の育成です。 2つめは、個別最適化された主体的な学びの充実として、「毎日ノート」(自己課題解決型家庭学習)の充実です。 3つめは、生徒の計画性の育成と振り返りを行うことで次の課題を発見させる、「夢ログ」(生活記録・計画表)の確実な活用です。 この他にも様々な活動を通して、生徒たちの新しい社会で生き抜く力を育成して行くため、教職員が一丸となって尽力して参ります。 板橋区立板橋第五中学校 校長 太田 繁伸 |