ユネスコ・スクール

緑のカーテンの始まりの学校として

 

平成30年度、日本で初めて、地球環境問題的な視点で緑のカーテンを教育活動に位置付けた取り組みが認められ、ユネスコスクールに認定されました。ユネスコスクールとは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理想(世界中の人がなかよく安心して安全に自分らしく生きることができるように力を出し合うこと)を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校であり、ユネスコが認定する学校です。現在、世界182カ国にユネスコスクールがあります。
日本国内の加盟校は1116校です。(2018年10月現在)

 板橋第七小学校では、誰もが友達を大切にし、「みんなが みんなで」学ぶことを大切にし、時に環境教育を通して、人と人、人と環境(もの)、環境と環境の“つなぐ・つなげる・つながる”教育活動を展開しています。

文部科学省及びにユネスコ国内委員会では、ユネスコスクールをESDの推進拠点として位置付けています。ESDは「持続可能な開発のための教育」と訳されています。今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。ESDとは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組むことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していこうとする取り組みです。つまり、ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む、本校の教育全てのことです。
また、持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択され、発展途上国のみならず、先進国自身も取り組む2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール169のターゲットから構成されています。

SDGsの目標4については、「すべての人に包括的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯教育の機会を促進する」とする教育に特化したものです。学校でも掲示物をSDGsに位置付ける活動を始め意識を高めていく取り組みを始めています。