9年保健体育
- 公開日
- 2022/10/14
- 更新日
- 2022/10/14
できごと
10月14日(金曜日)3校時9年1組の保健体育の授業の様子です。「感染症の予防」の単元で「エイズの予防」について学習しました。授業の冒頭で「STOP AIDS」のレッドリボンが紹介されましたが知っている生徒はいませんでした。1980年代アメリカで初めて発見されたエイズは、現在、日本ではHIVに感染している人が残念ながら増えているそうです。日本ではHIVに関する意識が低く、エイズ検査が浸透していないことが理由として挙げられていました。
HIV陽性者に対する偏見や差別をなくすということも大事なめあてです。Google Formsで社会的偏見や差別に関する考えを入力し、集計結果の円グラフを見て、自分の考えと他人の考えを比較しました。続いて「エイズ予防財団」の啓発DVDを見た後で、もう一度偏見や差別に関する気持ちの変化を入力し、考えの変化の様子を再度比較し合いました。映像を見る前は、偏見をもってはいけないと理解はしていても、一緒の教室にエイズの人がいるのは好ましくないと回答した生徒は半数以上でした。映像視聴後は、予防をしていれば感染は防げる、一緒にいるだけでは感染しないなど、回答の変化がみられました。
12月1日が世界エイズデーとなっています。HIVに感染しないことももちろん大事ですが、検査をして早期発見し、エイズの発症を防ぐことが大事だと理解しました。