学校日記

6月4日(火)全校朝会

公開日
2024/06/04
更新日
2024/06/04

できごと

今日の朝にあった全校朝会の話です。

 今日の全校朝会のお話は、「ふれあい月間」についてです。
 東京都内全部の小学校と中学校で、6月と11月と2月は「ふれあい月間」という取組をしています。そこで、校長先生は、「ふれあい」という言葉の意味を調べてみました。「ふれあい」とは…、「心を通わせ合うこと」とありました。ちょっと難しいですかね。もう少し簡単に言うと、「友達や家族、先生などの身近な人と仲よくすること」ということになるのかなと思います。
 では、「みんなと仲よくするためにはどうしたらよいでしょうか。」

 答えてくれた皆さん、どうもありがとう。この答えは、一つではなくたくさんありますね。みんながそのような気持ちで友達と仲よくしてくれればいいのですが、時として人というのは、私も含めて自分勝手でわがままなところもあります。

 例えば、皆さんはこんなことをしたことがありますか?
「公園で遊ぶときに、お金を持ってこないことを理由にその友達を殴ったり、蹴ったりした。」さすがにこれは少ないと思うのですが、こういう行動のことを何て言うか知っていますか? そうですね。このようなことを「いじめ」って言うんですよね。「いじめ」っていいことだっけ?

 じゃあ、これはどうだろう?
「サッカーの苦手な子に対して、『お前のせいで負けたの分かってるのかよ!』と問い詰めた。」これもいじめですね。

 次は、「うっかり背中にぶつかってしまった友達に『死ねよ!』と言ってにらんだ。」これもいじめです。

 最後にこれ。
「発言の苦手な友達に『○○さんも意見を言いなよ。』と強く言った。」
これはどうですかね。実は、これもいじめの法律で言うと「いじめ」になります。

 今、4つの例を話しましたが、共通していることは何だろう。分かりますか?
何かをされたり、言われたりして嫌な気持ち、悲しい気持ちになった。ということが共通して言えることかなと思います。
 
 そう。「いじめ」というのは、何かをしたり、言ったりしたことで相手の体や気持ちを傷付けてしまうことです。
 はじめに話したように「みんなと仲よく」できれば「いじめ」は起こらないはずです。友達の気持ちを考えて行動できるように、ふれあい月間のこの1ヶ月、頑張ってみてください。
 これで今日の校長先生のお話は終わります。


この後、今日は、空手で頑張っている子どもたちの表彰も行いました。