ご挨拶

 校長  工藤 雅敏

 私の大好きな映画「男はつらいよ」シリーズの中でのワン・シーンです。

 「ねえ、どうして学校に行かなくちゃいけないの」妹のさくらの息子である満男が、寅さんに尋ねました。
 「そんな難しいことを、俺なんかに聞くなよ」と言いながら、しばらく考え込んでしまいます。そして、こう言いました。 
 「人間、生きていくうちには、いろいろあらあね。右へ行ったらよいのか、分かれ道に出会うこともある。そんな時、俺のような勉強をしていなかった者は、仕方ねえから、棒をたてて、倒れた方に行くしかねえんだ」
 そして、続けて満男にこう言っています。
 「でも、学校に行けば、そんな時、右に行ったらよいか、左に行ったらよいか、自分の頭できちんと考えて、自分の頭で決めることができる。そんな力を学校は付けてくれるんじゃねえかな」

 寅さんの言う「力」とは、まさに「生きる力」です。その力を育成するために、3つの教育目標を掲げ、教育活動に取り組んでいきます。